世界初のクロマグロの完全養殖に成功した近畿大学が、水産研究所(和歌山県)で育てた「近大マグロ」などが味わえる養殖魚専門料理店『近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店』が、12月4日銀座コリドー街にオープンした。
同店は今年4月に大阪・梅田でオープンした予約のとれない人気店の2号店目。
週三回和歌山県などから届く「近大マグロ」をはじめ、近大が育てたブリやカンパチなどの養殖魚6~20種類の鮮魚の刺し身や、和歌山県の食材を使った料理を提供。
メニューの原案は食品栄養学科の学生が考え、食器も芸術学科の学生が制作した。
近大マグロは昨年の生産量が40トンと少なく、常時食べられる店舗は都内ではここだけ。各テーブルのタブレット端末では、その日に提供されたマグロの、「入学日」(卵がふ化した日)や「学び舎(や)」(養殖場)、「給食」(与えたえさ)など生育歴が分かる「卒業証書」を見ることができユニークで「安心安全」なシステムも話題の一つ。
店舗面積は57.44坪で、席数は57席。
『近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店』に行けば従来の養殖魚のイメージが一掃されるだろう。ぜひ足を運んでみて!
『近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店』