突然ですが、採れたてのめかぶはどんな形でどんな色なのか、皆さんご存知でしょうか?
上にある写真右が採れたて!今が旬の気仙沼産「めかぶ」です。
小さく刻まれた緑のめかぶしか知らなかった私は衝撃をうけました!
この「めかぶ」と入手困難なブランド鯛「鯛一郎クン」を、かつお出汁に気仙沼・唐桑の大粒「もまれ牡蠣」が入っているお鍋でしゃぶしゃぶにして頂くメニューを、期間限定で販売中の酒蔵レストラン宝(東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラムB1 TEL:03- 5223-9888)に伺ってきました!
写真のめかぶはカットされていない状態ですが、これを特殊な気仙沼漁連でしか購入できない「めかぶカッター」で食べやすい大きさにカットし、しゃぶしゃぶにして頂きます。
直接お席でカットしてくれるそうですが、自分でカットしてみたい方は是非声をかけてみてください!
めかぶカッターでカットして頂けます!
元は、昆布のような色ですが、お鍋でしゃぶしゃぶすると色が一気にきれいな緑に変わります!
更に、粘り気も凄く出てお箸で掴むのが難しい程!
めかぶを一気に茹で、ざるにいれても粘り気で網目をお湯が通らなくなるそうです。
しゃぶしゃぶする前のものと、した後のめかぶの両方を食べ比べてみました。
しゃぶしゃぶする前と後のめかぶの変わり様はマジックにでもかかったのではないかという違いで、しゃぶしゃぶする前は、食べられないほどではないですが少し固め、噛むと磯の香りがほんのり、手で触ってもそこまで粘り気はないのに比べ、しゃぶしゃぶすると色は鮮やかに、粘り気も強くなり、口の中で香りは更に増して、歯ごたえを残したまま食べやすくなります。
しゃぶしゃぶしただけで色が鮮やかに!
めかぶのしゃぶしゃぶが食べれるのはここだけ!とお話しする店長兼料理長の木村 慎治さん。
木村さんの出身は埼玉県だそうですが、気仙沼に通って8年!今では気仙沼にお知り合いがたくさんいらっしゃるそうです!
生産者の方々と直接お話しして、ふとメニューが浮かんできたりするそうで、今回の「鯛一郎クンと気仙沼産めかぶのしゃぶしゃぶ」は、漁徳丸の漁師、小野寺庄一さんとの発想でメニュー化となりました。
こちらのメニューは、めかぶの美味しさを知ってもらう為の、ジャブ。
来年以降のメニュー構想も既に頭の中にあるとか。
めかぶの旬は3月~4月。
まずは、海から揚げられたばかりの冷凍されず、軽く洗浄だけされて届く採れたて!新鮮なめかぶの美味しさを是非試してみてください!
現地の人と触れ合い、楽しさを見てきたから、それを伝えたいと熱心にお話しをする木村さん
そして、めかぶと一緒に味わえる、気仙沼・唐桑の大粒「もまれ牡蠣」と入手困難なブランド鯛「鯛一郎クン」。
「もまれ牡蠣」は、これもまた気仙沼の唐桑で採れる牡蠣です。
通常、しゃぶしゃぶ出汁にいれるのははまぐりだそうですが、気仙沼コラボでもまれ牡蠣にしたそうです。
2種のかつおの出汁に牡蠣の旨みが加わり、特製お出汁の出来上がりです!
この特製お出汁に、お刺身でも頂ける鮮度抜群の「鯛一郎クン」をしゃぶしゃぶ。
「火入れするとニオイが際立つ」とされる養殖の鯛は、しゃぶしゃぶはタブーとされているそうですが、愛情いっぱいに育てられた、素材の香りを重視する和食の料理人たちも認める鯛一郎クンは、臭いも臭みも全くなく、口の中にいれるとふわんととろける食感と濃厚な美味しさが広がります!
大粒のもまれ牡蠣!(左)とこのままでも食べたくなってしまう程の新鮮さが伝わる鯛一郎クン
1人前1,800円(税別)で、2016年5月10日(火)までの期間限定となるので、この機会を逃すことなく是非堪能してください!
※オーダーは2人前から
2人前の「鯛一郎クンと気仙沼産めかぶのしゃぶしゃぶ」
【酒蔵レストラン 宝-たから- 店舗概要】
全国の地酒銘酒9蔵元にご協力いただき日本の酒文化を世界に発信
季節限定酒と郷土の旬の素材をご堪能いただける蔵元に一番近い酒蔵レストラン
住所:東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラムB1
交通:JR有楽町駅 徒歩1分/地下鉄有楽町線有楽町駅 徒歩1分
地下鉄日比谷線日比谷駅 徒歩4分/地下鉄銀座線銀座駅 徒歩5分
電話:03-5223-9888
営業時間:ランチ 月~金11:30~14:30 土・日11:30~15:30
ディナー 月~金17:00~23:00 土・日17:00~22:00
席数:全120席 店長・料理長:木村 / 副店長:敷波
URL: http://musshu.jp/store/takara_top.html