ヴィオルカ チェコの藍染めトートバッグ
主婦としてチェコ共和国・プラハに滞在した日本女性が、チェコ共和国無形文化遺産に指定された「チェコの藍染め」を日本人の生活にあわせて、製品企画・製造・販売する事業を起こしました。駐日チェコ大使館の協力も得て、日本での「チェコの藍染め」普及に努め、伝統技法継承の一助になることを目標としています。ゴールデン・ウィークには銀座松屋に出店し、多くの方々に藍染めをご覧いただき、ご愛用いただくことを大いに期待しています。
ヴィオルカ(所在地:東京都渋谷区、代表:小川里枝)は、チェコの藍染め生地の輸入・企画製造・小売りを手掛けています。
ヴィオルカ代表の小川は、1990年代にチェコ・プラハに主婦として4年間滞在し、200年以上の伝統を持つチェコの藍染めと偶然出会い、そのユニークさ、美しさに魅了され、2014年8月に、このチェコの藍染めを日本に紹介するため、起業しました。よい手仕事を正当に評価できる素地をもつ日本人の生活にあわせた製品を企画・製造(一部製品は輸入)し、駐日チェコ大使館(東京・広尾)にもご協力いただき、藍染めの普及に尽力しています。
チェコの藍染めプリント技術は、2015年チェコ共和国無形文化遺産に指定されました。ヴィオルカは、この貴重な伝統技法を受け継ぐ、創業110年のヨフ工房と独占契約し、生地を輸入しています。コンセプトは、「チェコの伝統的な手仕事を異なる文化をもつ日本人の目で見直す」で、現代日本の生活スタイルに溶け込む製品を製造し、広くご愛用いただくことによって、チェコの重要な文化遺産、藍染めの伝統技法継承の一助になることを目ざしています。
このたびチェコの藍染め製品の展示即売を、ゴールデン・ウイークを挟む4月27日(水)より5月10日(火)まで銀座松屋にて行います。
販売アイテムは、身の回り小物(トート・バッグ、日傘、ポーチ、ブックカバー)インテリア小物(クッションカバーやテーブルクロス) 衣服(ドレス・スカート、ストール)です。
【背景】冷戦時代の政治体制の違いにより、今まで日本ではほとんど知られていなかったチェコの藍染めは、チェコの貴重な伝統工芸ですが、残念ながら現在では作り手が大変少なくなっています。
その技法は、植物文様や幾何学文様を描いた凸版の版木に、カオリンやアラビアゴムなどを混合した防染剤をつけ、綿白生地に手押ししたのち、藍(インディゴ)で染めるというもので、それによって濃紺と白の美しいコントラストが浮かび上がります。
【ヴィオルカとチェコの藍染めについて】
*ヴィオルカは、「すみれ」の意味のチェコ語 日本とチェコの国旗の色、日の丸(赤・白)とトリコロール(赤・青・白)を混ぜ合わせるとすみれを思わせる紫色となることから付けたもの。両国の文化をひとつにすることを象徴している。
*藍染め生地は、18世紀から変わらないすべてが手作業の伝統技法で製作されている。最大の特徴は、プリント文様の多様さである。18~19世紀のクラシックな植物文様からモダンな幾何学文様に共通するのは、素朴で温かみを感じさせるかわいらしい雰囲気で、多くの女性の心をとらえている。
*チェコの藍染めは、2015年にチェコ共和国無形文化遺産に指定され、今後はユネスコ世界無形文化遺産登録をめざしている。
【販売概要】
期間:2016年4月27日(水)~5月10日(火)
場所:松屋銀座7階寝具売場特設スペース
営業時間:午前10時~午後8時
【ヴィオルカについて】
〒 150-0013東京都渋谷区恵比寿1-15-9-403
代表:小川里枝
Tel:03-6318-5424
Mail:post@violka.jp
設立:2014年8月
事業内容:チェコの藍染め生地の輸入、企画・製造、販売