フランス人アーティスト ANCHANの個展を12月2日から銀座G735Galleryにて開催　テーマ「BEYOND THE 1st IMPRESSION　第1印象を超えて」

膨大な情報の中で斬新さを求められる現代に、彼の情熱を一筋一筋紡ぐ作品　一目では知り得ない、目を凝らさなければ気がつかない超細密な構造美

株式会社MIDの運営する高級輸入車ショールーム「G735Gallery」は、当Galleryにおいて、建築家をバックグラウンドに東京を拠点に活動するフランス人アーティストANCHAN(Anthony AGRIFOGLIO)の初の個展を2020年12月2日(水)～12月27日(日)まで開催いたします。

Audemars Piguet

幼少期より日本の伝統芸術やポップアートに触発され、来日から今日まで10年の歳月を重ねたANCHANは、非常に繊細な“Line Art”は彼の個性と人生を表現し、かつ、被写体にインスパイアされた言葉、表現が絵の骨格を担っています。彼の信念である「神は細部に宿る」を具現化した作品がここにあり、それを映し出しています。現代では稀に見る圧倒的な「時間」をかけて細部にこだわったLine Artは、独特かつ唯一無二な彼の有限の人生そのものの投影です。とりわけ、最も反響の大きい時計シリーズには、彼が他者を圧倒しその追随を微塵も許さない正確さ・緻密さ・繊細さが表現され、世界で最も精巧な製造物である時計の職人技を彷彿とさせます。

＜作者の言葉＞

テーマは「BEYOND THE 1st IMPRESSION　第1印象を超えて」です。Line Artを通じてモダン的で繊細な新しいアドベンチャーをイメージして描いています。その作品を見た時に、ぜひ心の動きを感じて欲しいです。これは実際に見ないと感じられません。まず、初めて見るときには、写真なのか絵なのかわからないと思います。目を近づけると作品の中に細かい模様が入っていることに気付きます。そしてその線はとても細かく均一な線です。この模様には意味があり、それが直接絵の模様の構造になっています。それに気が付いたなら、きっと、3度驚いたことでしょう。

Line Artの模様に隠された言葉や表現、形を見つけ出そうとして絵に入り込んでしまうことで、初めは何を描かれているかしか見ていなかった人も、自然と「Line Artとの繋がり」を求めていく体験ができる作品です。私が製作にかけた時間は、見る人がLine Artと向き合う時間へ還元されるよう祈っています。

▼ANCHAN(Anthony AGRIFOGLIO)
URL： https://anchanartstudio.com/