新春の銀座を彩る風物詩としてすっかりと定着した、「2014現代の書 新春展−−今いきづく墨の華」が和光ホールと東京セントラル美術館で1月13日まで開催中。
今回も、「漢字」「かな」「近代詩文書」「大字書」「篆刻」「刻字」「前衛書」という、現代の書の全ジャンル7部門が揃い、毎日書道展を代表する131人の作品が並ぶ。海外でも高い反響を呼び起こしている日本の「現代の書」の最先端展覧会だ。
和光ホールでは毎日書道会の幹部書人による31人による「和光ホール31人展」。稲村雲洞さん、中野北溟(ほくめい)さん、小山やす子さん、關(せき)正人さん、石飛博光さんらの高い境地がうかがえる。
東京セントラル美術館では、厳しい選考を経た60歳以上の100人の作品を展示される「セントラル会場100人展」。
いずれも充実期のチャレンジ精神にあふれている。
また、ギャラリートークや揮毫(きごう)会も開かれる。
新しい時代に向け、より深い芸術性と今日性を求め、今だからこそ生まれた現代の書。新春のひと日、是非“書”と対話する時間を。
【2014現代の書 新春展−−今いきづく墨の華】
2014年1月5日(日) ~ 1月13日(月)
和光ホール:「和光ホール31人展」
開催時間:10:30~19:00 (最終日のみ17時閉場)
東京セントラル美術館:「セントラル会場100人展」
開催時間:10:00~18:00 (最終日のみ17時閉場)