【銀座 蔦屋書店】韓国人アーティスト6名によるグループ展「 玄, 검정, BLACK」を4月13日(土)より開催。黒が持つ伝統的な意味を再考する。

 

銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX6F)では、韓国人アーティスト6名によるグループ展「玄, 검정, BLACK」を2024年4月13日(土)から4月24日(水)の期間にGINZA ATRIUMにて開催します。

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/39302-1023350311.html

 

・概要

本展では、国際的にも注目されている韓国のアート市場で精力的に活動する6名のアーティストが、黒が持つ伝統的な意味を再考し作品として表現します。
朝鮮時代、黒は当時の人々に「空の色」とも呼ばれ、祭祀に使用されるなど重要な色と定義されてきました。そして、すべての色という認識とともに、理想世界の色と考えられ愛されていました。しかし現在では、西洋の色の概念の影響を受け、その伝統的な意味が消え、死など他の意味を持つ色として認識されています。「色」というものが国や時代背景によって変化してきたその意味について、考えてみるきっかけを与えてくれる展示となっています。

 

Taeim Ha, Un Passage No.244010, 100x100cm, Acrylic on Canvas, 2024

 

Heo On, Sunny Afternoon no.1, 71 x 110 cm, Scratch on Board, 2024

 

Shumu, Heron, 30 x 32 x 2.5 cm, Woodcut, 2024

 



Yumi Joung, Untitled, 130 x 97 x 2.5 cm, Guashu and acrylic, colored pencil on Pannel, 2024

 

Moonassi, anchored memory, 90.9 x 72.7 x 4.5 cm, Meok and Acrylic on Hanji mounted on woodpanel, 2024

 

Sungok Park, A comfortable balance, 78 x 54 cm, Pencil and gold powder on paper, 2024

 

アーティストプロフィール

 

 

ハ・テイム/Ha Taeim(1973~, 韓国生まれ)
色とりどりの絵の具をキャンバスに積み重ね、華やかで洗練された作品を制作する。色ひとつひとつに人間の思考、感情、気分などを具現化し、まるで音楽の一小節かのようなリズム感あふれる独創的な作品世界を創り出す。

 

 

ホ・オン/Heo-on(1985~, 韓国生まれ)
スクラッチボードに数百回の彫りを重ねて作品を制作する。表面の黒い層と、それが剥がれ露出した内側の明るい部分の2色と、彫った線の内外や光と影の作用で「黒/白」に区別できない曖昧な領域を駆使し、緻密な作品を作り出している。

 

 

チョン・ユミ/Joung Yumi(1981~, 韓国生まれ)
大学で純粋美術を専攻、卒業後、韓国映画アカデミーでアニメ演出を専攻。独特の細かく繊細な鉛筆画技法でアニメーションと絵本の制作を行っている。最近では絵画の領域でも活動し、様々な展示やアートフェアで関心を集めている。2014年と2015年には、絵本分野のノーベル賞と呼ばれるボローニャ・ラガチ賞を、韓国人として初めて2年連続受賞した。

 

 

ムナッシ/MOONASSI(1977~, 韓国生まれ)
弘益大学東洋画科卒業以後、2010年から「無我」という仏教用語に由来する現在の名前で本格的な活動を開始。平面絵画のほかにもアニメ、オブジェなど様々な表現を試みながら、同時にMaison Kitsune、The New York Times、AMOREPACIFIC、HERMESなどとコラボレーションして国内外で注目を集めている。

 

 

パク・ソンオク/Park Sungok(1981~, 韓国生まれ)
黒い鉛筆を用いて緻密なスケッチ画を描く。作品によく登場する大きな瞳の短髪の少女は、作家の思いやりの対象でも、純粋さの象徴でもある。活動初期は、少女の顔を中心に描いており、徐々に全身にの作品も描くようになる。近年では少女と黒猫を描いている。壮大な目的のためではなく、心の平和と感情的な癒しを与えるような創作活動を行っている。

 

 

シュム/Shumu(1994~, 韓国生まれ)
人間によって消えたり死んだりする動物に触発され、彼らの解放のために、絶滅危惧動物や絶滅する可能性がある動物をモチーフに作品を制作する。動物が手に持った紐などのメタファーを通じて人間の動物消費と搾取を批判し、静けさを夢見る。

 

・作品の販売について

会場展示作品は、4月13日(土)11:00より店頭にて販売いたします。
※プレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。

 

・展覧会詳細
「玄, 검정, BLACK」
会期|2024年4月13日(土)~4月24日(水)※最終日18:00閉場
時間|11:00~20:00 ※最終日のみ18時閉場
会場|銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
主催|銀座 蔦屋書店
協力|株式会社OKNP(韓国)、株式会社FOG、EVERYDAY MOOONDAY、LUAN & Co.
入場|無料
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/39302-1023350311.html

 
〈レセプション〉
日程|2024年4月12日(金)18:30~20:30(予定)
当日は、ハ・テイム、ムナッシ、パク・ソンオク、シュムが在廊します。
※自由参加・入場無料

 

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・銀座 蔦屋書店

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・CCCアートラボ

CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/

 

【カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)】プレスリリースより

 

 

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