今年のソニーアクアリウムでは“サメ”に注目した展示が目白押しです。週末には沖縄美ら海水族館の飼育員による『沖縄美ら海水族館 出張授業』を開催しており、今年はサメの生態について解説いたします。ジンベエザメのあごの標本展示から分かる鋭い“歯”に隠された特徴や、屋外イベントスペースに設置している 屋外大水槽で泳ぎ回る“オオテンジクザメ”の生態等、サメの秘密を知ると、更にイベントをお楽しみいただけます。
ソニービルで、今まで知らなかったサメの生態を学んで、沖縄の自然と生き物たちをもっと身近に感じてみましょう。
○こんなサメの秘密、知っていましたか?
『沖縄美ら海水族館 出張授業』のお話をちょっとだけご紹介!
沖縄美ら海水族館の飼育員から、海の生き物の特徴や生態について直接お話を聞くことができる授業を毎週土日に開催しています。今年は「サメ」についての授業を行っており、まだまだわからないことが多いサメの不思議に、参加された方からは「今まで知らなかった!」「調べてみると面白い」等の声をいただいています。今回はその内容を少し公開します!(9月5日(土)・6日(日)は開催いたしません)
■世界にいるサメの種類は○○種類!?
よく名前を聞く「ノコギリザメ」や「ホホジロザメ」等が有名かと思いますが、サメ全体ではどれくらいの種類がいるのかご存知ですか?答えはなんと、約500種類!サメの中でも種類は細かく分けられています。
「48th Sony Aquarium」イベントで見られる「ジンベエザメ」と「オオテンジクザメ」は同じ“テンジクザメ類”に区分されています。
「ジンベエザメ」は、8F 「“α”ムービー&ハイレゾ 体感シアター」で、等身大の映像で、「オオテンジクザメ」は、屋外大水槽で泳ぐ姿をご覧いただけます。
■サメ肌ってどういうこと?
サメ肌という言葉を聞くと、ざらっとした感触をイメージされる方が多いと思いますが、本物のサメ肌とはどのようなものか知らない人が多いのではないでしょうか。実は本物のサメの肌は触る方向でさわり心地が変わります。尾びれから頭の方へ触るとザラザラしています。このザラザラをサメ肌と呼びます。反対に、頭から尾びれの方に触るとツルツルしています。ツルツルしていることで泳ぐときに水の抵抗を減らせる効率のいい仕組みになっています。
<『沖縄美ら海水族館 出張授業』募集要項>
・募集対象:各回25組(1組4名様まで、20歳以上の保護者含む)
※1 組= 5歳以上~小学生以下のお子様がいる親子
※お申込みされる方が、ソニービルメールニュース会員であること
ソニービルメールニュースのご登録はこちら http://www.sonybuilding.jp/mailnews/
※先着順となっておりますので、ソニービルメールニュース会員様1回の申込みにつき1授業とさせていただきます。
※共に定員が埋まり次第、受付終了とさせていただきます。
お申込みについて詳しくはこちら http://www.sonybuilding.jp/event/aqua/2015/experience/
○屋外大水槽で泳いでいる“オオテンジクザメ”ってどんなサメ?
銀座の数寄屋橋交差点に面した屋外イベントスペース「ソニースクエア」では、今年も沖縄からやって来た魚たちを展示しております。
沖縄の海をテーマにした14トンの大水槽では、ユーモラスな表情でお客様の人気も高い全長1mのニセゴイシウツボやドクウツボなど、20種類約800匹の魚たちがいます。
今年、水槽の中でお客様の注目を集めているのは、「オオテンジクザメ」。沖縄美ら海水族館の「黒潮の海」水槽で、昨年2014年2月22日にお母さんザメから産まれた仔ザメなのです。鼻の穴の近くにヒゲがあるのが特徴で、成長すると全長3mに達します。
日中にこの仔ザメを見ても、いつも水槽の底にゴロンと寝そべっていて、ほとんど動かないかもしれません。実は、このサメは夜行性です。なので、自然の海では夜になると獲物を求めて活発に動き回ります。水槽では、日中にエサを与えるので、エサの時間になれば泳ぎ回る姿が観察できるかもしれません。
サメとウツボのエサは、イカや魚の切り身などをあげています。給餌タイムは、オオテンジクザメの動きやエサの食べ方を観察できます。エサやりの時間にぜひ来てください。
★給餌タイム(16:00~16:30)には、魚たちへの餌やりもご覧いただけます。
※天候や生き物の状態によっては予告なく展示の中止、時間変更する場合がございます。
・会場/時間 : 屋外イベントスペース「ソニースクエア」 屋外大水槽 / 11:00~23:00
■こんなサメもソニービルでお見逃しなく!
○ジンベエザメのあごが登場!迫力なサメの歯の役割を知っていますか?
エントランスホールには、全長9.1mのジンベエザメのあご(標本)を展示しております。その歯の数は何と10,414本!色んな歯の形や大きさがあり、サメの種類によっても様々な特徴を持っていて、その歯の使い方から食性なども分かります。
例えば、ホホジロザメの歯は正三角形に近い形をしており、歯の縁にはノコギリ状のギザギザがついています。あごの力も強く、大きな獲物にかみつき肉を切り裂きます。ジンベエザメにはたくさんの歯がありますが、大きな口で海水ごとオキアミなど小さなプランクトンを吸い込んで食べるので使うことがほとんどありません。
・会場/時間 : 1F エントランスホール / 11:00~19:00
○実物大ジンベエザメの映像ではここをチェック!
ソニーのデジタル一眼カメラ『α7S』で撮影した等身大のジンベエザメは、海の中までも鮮明に映し出し、その圧倒的な大きさに驚くこと間違いなしです!特に大きな口を開けてカメラに迫ってくるような瞬間や、お腹にコバンザメを従えているかのように一緒に泳ぐ姿は、まるで画面のこちら側にいる私たちも一緒に泳いでいるような世界が楽しめます。
また、沖縄美ら海水族館の協力を得て、デジタル4Kビデオカメラレコーダー アクションカム『FDR-X1000V』を、『黒潮の海』水槽のジンベエザメに取り付けて撮影した貴重な映像を上映。ジンベエザメが水槽の中でマンタや他の生き物たちと一緒に泳ぐ様子や、水槽を見ている人がどのように映っているかなど、ジンベエザメから見える世界を体感できます。
・会場/時間 : 8F 「コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)」 / 11:00~19:00
※上映時間は予告なく変更となる場合があります。
■「48th Sony Aquarium」 ~Meet Doki Doki 美ら海の世界と出会う夏~ 開催概要
期間 : 2015年7月24日(金)~9月6日(日) ※入場・体験無料
時間 : 11:00~19:00 ※屋外に設置する大水槽は23:00まで
会場 : 東京・銀座 ソニービル 〒104-0061 東京都中央区銀座5-3-1
URL : http://www.sonybuilding.jp/event/aqua/