銀座デジカメ散歩−14「影が重なる時」

銀座を通る大きな通りは、北東と南西を結ぶのがまず、国道の「中央通り(銀座通り/イチイ並木)」。それから都道がふたつ「西銀座通り(外堀通り/ヤナギ並木)」と「昭和通り(イチョウ並木)。西北と東南が、都道の「晴海通り(ケヤキ並木)」4本ある。



14-03-200x300歩行者天国のある日、銀座のほぼ真ん中の4丁目の交差点の辺りにいた。太陽が昇り、道路に自分の影が映る。

背中を新橋の方へ、顔を京橋の方へ向けて立ち、影が車線ラインと重なる時を待った。

「三越のライオン」が上目遣い(?)で見つめている「和光の時計」が、2時10分を指した時、デジカメを構える散歩者の後頭部を、太陽が照らした。

銀座の街は、ほぼ「(長方形の)碁盤の目」のようになっている。「数寄屋通り」「ソニー通り」「西並木通り」「西五番街」「すずらん通り」「あずま通り」「銀座三原通り」を、太陽がまっすぐ「京橋」「宝町」の方まで照らすのは、2時10分ということになる。

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