銀座デジカメ散歩−28「屋上に白馬の騎士」

 



晴海通りを、数寄屋橋から海の方に向かう右側に、エルメスの日本の本店「メゾン エルメス」がある。2001年にオープンしたこのお店の屋上に、なにやら動くものが見えた。通行人をよけて歩道に立ち見上げると、それは白馬にまたがった騎士である。動くものは旗のように見える。

02エルメスは最初、馬具のお店から始まり、いまは一流のファッションのブランド。だから馬にまたがった騎士がいるのだろうか。その両手には、スカーフが掲げられ、定期的に交換されているらしい。

この像の名前は「騎乗の花火師」。1987年、エルメス創業150年記念の時、セーヌ河で打ち上げられた花火で使われたものだ。それ以降、エルメスのシンボルとなったこの像は、パリ本店とニューヨーク、そしてここ銀座だけに飾られている。

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