“世紀のお練り”と銘打ち、開催されたパレード「GINZA 花道」
雨が降りしきる中、沿道には多くの人が集まっていました。
オープニングセレモニーでは、人間国宝の坂田藤十郎さんが「雨が振っておりますが、お客様が振り込んでくる縁起のいい門出になった。400年の歴史を持つ歌舞伎に新たなページが開かれようとしています」とあいさつ。
雨が降る中、纏(まとい)や木遣り(きやり)に先導され、総勢63名の歌舞伎俳優が銀座1丁目交差点から4丁目交差点まで約400メートルを練り歩きが始まりました。
沿道に集まった約3万2000人からは、たくさんの声掛けや拍手が送られ、4月2日からのこけら落とし公演に向け、祝賀ムードが高まっているのが感じられるまさに“世紀のお練り”でした。
新しい歌舞伎座は4月2日に開場。こけら落とし興業が一年を通じて繰り広げられます。