時代を超えたヴェネツィアの創業者からの贈り物 ロベルタ ディ カメリーノ本店・WEB店限定 ヒストリカルベルベットによるカスタムオーダーをスタート

イタリアンファッションブランド「ROBERTA DI CAMERINO(ロベルタ ディ カメリーノ)」を運営するロベルタ ディ カメリーノ ファーイースト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀬尾 訓弘)は、2016年8月より東京・有楽町のフラッグシップショップ「ロベルタ ディ カメリーノ本店」とWEB店限定で、1950年代からイタリア・ヴェネツィアで織られ大切に保管されていたベルベットを使ったカスタムオーダーをスタートさせました。

WEB上で100通り以上のシュミレーションができ、そのカスタマイズシュミレーションをSNSやメールでシェアできる機能もついていますので、お客様自信で楽しみ方を広げることができます。
 
・WEB店URL: http://robertadicamerino.jp/ext/special_0801_bagonbinaorder.html

・ロベルタ ディ カメリーノ本店:東京都千代田区有楽町1-2-15 タチバナ日比谷ビル  TEL:03-3597-8787 営業時間:11:00~20:00  定休日:木曜日
 

◆ヒストリカルベルベットについて
第二次世界大戦前までファッションは封建的で、バッグと靴は同じ色のトーンでなくてはならないという不文律のようなものがあった時代。それをとても退屈で、窮屈で、生気のないもののように感じていた創業者のジュリアーナ・カメリーノは、もっと個性的で付加価値のあるバッグを作り出したいと考えていました。



「私の理想のバッグとは、伝統的な慣例から自由でなきゃいけない。そしてその自由を自ら勝ち取らねばならない。」と。そして、ヴァチカン御用達のヴェネツィアのベルベット織元で、留め金や小さなベルトなどを飾りとして織り込むだまし絵(トロンプルイユ)のテクニックを取り入れたベルベットを開発し、それをバッグに使うことを思いつきます。

「大きなお城」とジュリアーナに言わしめたベルベットの手織機は、18世紀の木製で、5600本もの縦糸を1週間かけてセットし、熟練の職人のみ一日に40~60センチしか織れないという逸品がロベルタ ディ カメリーノのベルベットなのです。

1950年代からここで織られてきたベルベットは、イタリア・ヴェネツィアで大切に保管されてきました。現在では織ることができない宝石のような生地を、再びバッグとして日本のお客様にお届けするプロジェクト“CROSS”のためにイタリアから輸入いたします。それぞれのベルベットは残りの長さもまちまちで、中には1点のバッグにしかできない量のものもあります。その希少価値もヒストリカルベルベットの魅力なのです。

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ロベルタ ディ カメリーノ創業者 ジュリアーナ・カメリーノ  

 

◆バゴンギとバゴンビーナ
1948年にデザインされたバゴンギは、ジュリアーナが子供の頃に大好きだったサーカスのスターの名前。独特のコロンとしたフォルムは、ドクターズバッグにヒントを得てバランスを変え作られました。このバッグに使用したベルベットは当時のバッグの素材としては大変革新的なものであり、またトロンプルイユのテクニックを使ってファッションの一部「アクセサリー」として独立したものとなりました。

モナコ王妃のグレース・ケリーは、このバゴンギに恋をした初めてのVIP。1956年にジュリアーナが、そのデザイナーとしての成功を認められファッション界のオスカーといわれるニーマン・マーカス賞を受賞した時、賞のプレゼンターとしてバゴンギを手にダラスにかけつけました。その後、1959年にグレース王妃が公式訪問でローマに到着した時も、その手にはバゴンギがありました。その写真は『 L’Europeo 』を始めとする多くの雑誌の表紙を飾りました。これにより、このバッグの人気は決定的なものとなり、誰もがこの「プリンセスのバッグ」を欲しがってやみませんでした。

現在、ロベルタ ディ カメリーノのアイコン的存在になったバゴンギに、2016年には妹として「バゴンビーナ」がデビューします。バゴンビーナは、バゴンギのフォルムをしっかりと受け継ぎながらも、ハンドルや留め金を現代風にアレンジしました。
 

◆バゴンビーナのフォルム
そしてそのバゴンビーナの最高峰に位置するのが、ヒストリカルベルベットでカスタマイズできる「バゴンビーナオーダー」です。
貴重なベルベット素材を最大限に活かしてバッグに仕立てるのは、日本の熟練した職人です。ふっくらとしたフォルムや、くびれたマチ部分を形作るのも難しいのですが、口枠の金属部分に革をシワなくぴったりと巻きつけるのも熟練の技が必要だといわれています。イタリアからの貴重な素材を日本の技術で蘇らせる、それが今回のプロジェクト “イタリアと日本のクロス”なのです。お客様からのオーダーごとにベルベット生地を職人の元に届け、そこから手作業でバッグの製作にはいるためお届けまでに3ヶ月を要しますが、その時間は遺産と技術のCROSSのための必要な時間です。
 

◆組合せとオーダーの楽しみ
創業者のジュリアーナ・カメリーノは、幼い頃ヴェネツィアの島を流れるカナルグランデの水面に浮かぶ様々な色の美しさを見て、深遠な真実を学んだといいます。
「すべての色は美しくてどんな色の取り合わせも可能なのだ。ふたつの色を近くに置いて、たとえそれが合わないように見えても、三色めをそこに加えることで調和が生まれる。」

ロベルタ ディ カメリーノの配色の美しさは、類を見ないもので、ジュリアーナの哲学に基づきます。したがって、それぞれのベルベットにはお選び頂けるレザーの色が限られますが、その配色はロベルタ ディ カメリーノのポリシーでもあるのです。

バゴンビーナのサイズはSサイズとMサイズの2種類。
Sサイズはオリジナルのバゴンギに近いふっくらとしたキュートなフォルム。
価格:13万5,000円(税抜) サイズ:W25.5×H15.5×D11.5cm

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バゴンビーナS
Cintura a cinque ネイビー
バゴンビーナS
Cintura a cinque ローズ

 

Mサイズは、バゴンビーナオーダーにしか存在しないモデルで、長財布なども収納できる大きさになっています。
価格:15万円(税抜) サイズ:W34.5×H18×D12cm

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バゴンビーナM R Ovale 黒 バゴンビーナM Cordoncino ピンク

 

ベルベットは常時10種類から選ぶことができますが、ベルベットによっては数個のバッグにしかできない長さのものもあり、大変に希少価値の高いものです。枠とハンドル・パイピング部分の革の色も5~9種類から選ぶことができ、そのシュミレーションを本サイトにてそのカスタマイズをSNS(facebook・Twitter)やメールでシェアして楽しむことができます。
(組合せは100通り以上になります)
 

◆「ロベルタ ディ カメリーノ」について
ロベルタ ディ カメリーノは、1945年にジュリアーナ・カメリーノが始めたイタリアを代表するブランドで、グレース・ケリーに愛された「バゴンギ」バッグやだまし絵を駆使したバッグやパネルドレスなどで一世を風靡してきました。ロベルタの伝統的なものづくりに新たなエッセンスを加えて、ショップオープンと同時にさらに若々しいラグジュアリーなオリジナルラインが2016年デビューしました。

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