デジカメを持って散歩しながら、昔のフイルムカメラって、よかったなあ、と思い出す。ちゃんと撮れているかなあと、ドキドキしながらDPEに出す。きれいに撮れていたときの感動はデジカメに勝る。
銀座の街から遠ざかったものに、書店と中古カメラ店がある。近藤書店や旭屋書店は銀座の真ん中にあったし、中古カメラ屋さんの「銀一」や「レモン社」も、引っ越したみたいだし。
だからここ数寄屋橋の交差点にいまでも堂々と開店している「SUKIYA CAMERA」の前を通るとうれしくなってしまう。デジタルになっても、名レンズとされるのは、今のデジカメでも使えるのだ。