銀座デジカメ散歩−52「銀座発祥の地」



銀座中央通り歩道の植え込みの中に「銀座発祥の地―銀座役所趾」の碑がある。1612年(慶長17年)徳川幕府はこの地に銀貨幣鋳造の役所を設置したとある。銀座は当時は通称で、正式な町名とされたのは1869年(明治2年)だそうだ。

銀座通りにはかつて馬車が走っていたことがある。それが1928年(大正3年)に路面電車になる。「都電」はその後40年近く東京の町を走り、1967年(昭和42年)ころ惜しまれつつ消えて行った。だがその痕跡は今も、銀座の街に残っている。レールの下に敷かれていた石、それは銀座の歩道に敷かれている石である。

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