フランス東部ジュラ地方、アルボワの町で117年4代直系でショコラトリーを営む老舗「イルサンジェー」
歴代の当主のみがショコラを手作りしており、現当主の4代目はフランス人間国宝に値するMOF(国家最優秀職人章)を受章。
10月末に銀座に新店舗をオープンする予定のイルサンジェーが、秋の限定のショコラコレクションを発表。
第一弾として、無花果と赤ワインのマリアージュが秀逸なガナッシュなどが入ったセレクションを10月13日から予約を開始します。
スイスとの国境にほど近い、フランス東部のジュラ地方の山間にある小さな町、アルボワ。
人口3500人程の小さなこの町で、117年にわたり4代直系でショコラトリーを営む老舗「イルサンジェー」
歴代の当主のみが、一子相伝のショコラのレシピを受け継ぎ、手作業でショコラを作り続けることで有名。
現当主の4代目エドワール・イルサンジェーは、フランスの人間国宝に値するMOF(国家最優秀職人章)を受章した、ショコラティエ界の重鎮。
昔ながらの手作業で創られるショコラは、1粒に3日間以上製造にかかるため、販売されるショコラの数量は極僅か。
そのため店舗は世界でもアルボワ本店と、10月末に銀座に新たにオープンする銀座ブティック2店舗のみ。
■当主エドワール自らが収穫した秋の素材を使った、秋のショコラコレクションが新登場
エドワールは、「地元ジュラ地方の大自然を味わってもらいらい」という想いで、ジュラの大地で育った採れたての素材を、季節限定のショコラに使います。
山々はもちろん、彼の工房にある広大な中庭でも自ら様々な素材を栽培して、自ら採取するこだわりよう。
そんな彼が創る秋のショコラは、無花果や栗などを使った7種類が新登場。
10月13日から、オンラインブティック先行で予約を開始します。
■秋のショコラコレクション第一弾は、無花果と葡萄のハーフ&ハーフなど3種類
フランスの秋の風物詩といえば、葡萄の収穫とワイン。
イルサンジェー一族は、代々一族の広大な葡萄畑を持ち、自分たちでワインをつくる程、ワインには精通しています。
そんな彼が実りの秋を象徴するショコラとして創ったのが、「無花果と葡萄のハーフ&ハーフ」。
しっとり甘い完熟無花果の粒まで入ったパート・ド・フリュイと、赤ワインを使ったガナッシュの2層構造は、見た目も鮮やか。
一般的なショコラティエはショコラの天面までコーティングしてしまうところを、エドワールは敢えてコーティングせず、見た目の美しさを際立たせています。
これも、人間国宝の手作業が成せる技。
その他同時発売されるショコラは、「クワトロ ブラックベリー」「胡桃のプラリネ」
「クワトロ ブラックベリー」は、エドワールが裏山で採ってきたブラックベリーを使った、4層構造を4日間かけて創り上げるスペシャリテ。
「胡桃のプラリネ」は、胡桃を時間をかけてサクサクの自家製プラリネにした、今だけしか愉しめない香ばしい香りが人気です。
■イルサンジェー銀座ブティックが、2フロア体制に拡張して4年ぶりの復活。
110年以上の間、パリにすら店舗を出していなかったイルサンジェーが、日本に銀座ブティックを構えたのが2011年。
そこから表参道への移転などを経て、今年10月末に満を持して銀座に新ブティックをオープンします。
新しい銀座ブティックは1階と地下一階の2フロア体制となり、1階は予約なしでフリー来店が可能な物販のブティック。
地下一階は、4代目当主エドワール・イルサンジェーのスペシャルデザートなどが楽しむことができる、予約制のサロンとなる予定。
■商品概要
イルサンジェー 秋のショコラセレクション オンラインブティックにて予約受付
8粒入り 6330円(税込)
16粒入り 12,870円(税込)
この時期だけしか味わえない、遠く離れたアルボワの大自然の味わいをこの機会に味わってみてはいかがでしょうか?
■イルサンジェー銀座ブティック概要
オープン予定:10月末頃
住所:東京都中央区銀座6丁目
営業時間:12時~20時(予定)
定休日:未定
■イルサンジェーオンラインブティック
https://hirsinger.buyshop.jp/
年中無休、全国発送対応