「変なホテル東京 銀座」オープン!さらに”変”化したホテルを取材しました!

2018年2月1日、銀座に「変なホテル東京 銀座」がオープンしました。一度聞いたら忘れられないホテル名。一体どのようなホテルなのか、取材をいたしましたので、その内容をレポートいたします。

 

変なホテルとは?

 

・ワクワクと心地よさを追求したロボットホテル!

 
「変なホテル」とは、H.I.S.ホテルホールディングス株式会社が手掛ける、先進技術を導入したロボットホテルです。1号店となった「変なホテル ハウステンボス」では、フロントに恐竜型のロボットが立ち、世界で初めてロボットがスタッフとして働いたホテルとして、ギネス世界記録にも認定されています。
 
長崎県のテーマパークとして有名なハウステンボスですが、実はその広大な敷地ではドローンの研究がおこなわれることも。ハウステンボスが持つ、″新しいモノ″をつくる文化の中で、「変なホテル ハウステンボス」は誕生しました。
 

・効率化により低価格を実現

 
先進技術の採用は、楽しさの演出だけではなく、コスト削減にも効果をあげています。全98室の客室を備える「変なホテル東京 銀座」の従業員は、なんと7名。これまで人が担ってきた業務をロボットが担当し、より効率的なシステムを導入することで、リーズナブルな価格を実現しています。

 

変なホテル東京 銀座



 
「変なホテル」はこれまで、ハウステンボスや舞浜など、テーマパークに隣接するロケーションにオープンしてきました。そのため、客層としてはテーマパークを訪れる日本人の友人同士やご家族が多かったそうです。一方、今回オープンする銀座は、海外でも有名な観光地エリアとなっているほか、都市部へのアクセスも良好なロケーション。エリアの変化に合わせ、「変なホテル東京 銀座」では、外国人観光客やビジネス層を呼び込むため、様々な工夫を凝らしています。
 

・フロントにはヒューマノイド

 
0205-5957
 
これまでの「変なホテル」と同様、フロントではロボットが働いています。カウンター越しに微笑んでくれるのは、女性のヒューマノイド(人型ロボット)です。チェックインの際には、人間のスタッフが本人確認などをおこなった後、ロボットと自動精算機による手続きがおこなわれます。受付の言語は日本語、英語、繁体語、簡体語、韓国語に対応。取材中にチェックインした外国人の方が、楽しげにロボットに手を振る様子が印象的でした。
 

銀座らしく洗練された雰囲気

銀座らしく洗練された雰囲気


 
自動精算機は自社製とのこと

自動精算機は自社製とのこと

 

客室

 

デラックスツインルームを見せていただきました。

デラックスツインルームを見せていただきました


 
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・ビジネスマンに嬉しい、ロボットクリーニング

 
先進技術は客室内にも導入されています。全室に完備されている「LGスタイラー」。スチームを使って衣類のシワや臭いを取る自動クリーニング機です。明日の会議に向けてスーツをクリーニングしたい、という時も、これならボタンを押すだけでOK。ビジネスマンに嬉しい設備です。
 

クリーニング機の中に、スーツやシャツ、ズボンをかけます

クリーニング機の中に、スーツやシャツ、ズボンをかけます


 
ボタンを押すだけ

あとはボタンを押すだけ

 

・スマートフォンを完備、滞在中使い放題

 
さらに、無料のスマートフォン「handy」が全室に設置されています。こちらのスマートフォン、滞在中は使い放題。インターネットや、国内外への通話が無料で利用できます。通話は部屋番号でも発信できるので、別の部屋に泊まっている友人との連絡にも便利。ホテルの外への持ち出しもOKです。また、客室内のリモコンとしても利用できるほか、客室へ入るキーとしても使うことができます。
 
設置されたクロームキャストを使えば、室内の49型4Kテレビに「handy」の映像を映すことも可能です。「日本のテレビではなく母国の番組を見たい」という訪日外国人も、動画配信サイト等をテレビで楽しむことができます。また、自分のスマートフォンもクロームキャストに接続できるので、その日撮った写真を、家族や友人と供に大画面で鑑賞することもできます。
 
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・こだわりはベッドにも

 
ベッドに使用しているマットレスは、東洋紡社とコラボ開発した「変なホテル」オリジナルのもの。新幹線N700系の座席に使用されているマットレスを、改良して導入しているとのこと。高反発で通気性が良く、快適な寝心地を実現しています。
 

沈みすぎず、高反発。非常に軽いため、清掃しやすい利点も

沈みすぎないマットレス。非常に軽いため、ルームメイキングしやすい利点も

 

″変″であるということ

 
100店舗までの拡大を目指す「変なホテル」は、2018年に8店舗が新たにオープンする予定です。不思議な仕掛けや、便利な設備で注目を集める「変なホテル」。唯一無二のサービスを次々に展開できる背景には、同ホテルの持つ理念があります。
 
ブランド名の「変」には、「変化しつづける」という意味が込められているそうです。ホテルの方にお話を伺った際にも、「面白そうなら導入し、様子を見てチェンジしていく」と仰っていました。好奇心やチャレンジ精神に加え、素早く改善できる環境こそが「変なホテル」の魅力を生み出しているようです。
 
世界初のロボットホテルとしてギネス世界記録に認定された「変なホテル」は、これからも変化を続け、さらに新しいギネス記録を作り出していくかもしれません。このような不思議で便利なホテルに、皆さまも是非、宿泊されてみてはいかがでしょうか。

 

変なホテル東京 銀座 概要

 

開業日 2018年2月1日

所在地 東京都中央区築地2-2-1

アクセス 東京メトロ有楽町線「新富町」駅徒歩2分

駐車場 あり(有料)

客室数 全98室

料金(1室) ■デラックスツインルーム(17.5㎡)
(27室+ユニバーサルルーム1室)
10,000円~

■ツインルーム(17.5~19.6㎡)(9室)
9,000円~

■ダブルルーム(14.5㎡)(27室)
8,000円~

■デラックスシングルルーム(13.0㎡)(34室)
7,000円~

URL http://www.hennnahotel.com/ginza/

 

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