名古屋発祥の「赤から鍋」と「鶏せせり焼き」をメインに提供する飲食店・赤からでは、現在トレンドの麻辣(マーラー)メニュー(唐辛子や山椒を使ったピリ辛味の料理)がグランドメニューとして登場。
独特の辛さと旨味にやみつきになる人続出!というメニューを今回、銀座店で試食させていただきました。その様子をお伝えします。
まず登場したのは麻辣赤から鍋。
通常赤からの鍋は「赤0番」~「赤10番」と11段階から辛さを選択できます。普通の辛さが「赤3番」とのことですが、この「麻辣赤から鍋」は普通より辛めの「赤5番」がベースとなっており、それ以下の辛さを選ぶことは出来ないそう。なお、辛さを足していくことは可能です。そのベースに赤からオリジナルの肉みそ、唐辛子、花椒が加わります。見ただけでかなりの辛さが期待できます。
具材は唐辛子入りの台湾肉みそを使用した台湾ミンチ・国産牛ホルモン・豚バラ・油揚げ・豆腐・白菜・名古屋コーチン入りつくね・もやし・白ネギ・ニラと盛りだくさん。
火にかけると空気中に辛み成分が揮発するのか、まだ具材を口にしていないのにも関わらずのどにピリッとした辛さを感じました。
そしていよいよ実食です。
恐る恐る箸を伸ばします。つくねを口にしてみると・・・
唐辛子の強い辛さを感じながらも、つくねの旨味がじゅわっと染み出します。あとから花椒によるしびれがやってきますが、これにより具材の旨味がより一層引き立つようです。豊富な具材からのだしがスープにコクを与えているため、意外とスッと飲めてしまいます。
辛さとしびれと旨味が一体となり、なんとも言えない風味を生み出している麻辣赤から鍋。箸が進みます。身体の芯から温まるので、寒波の訪れる今の時期こそ仲間と、家族と囲みたいお鍋です。なお、〆はラーメンがおすすめとのこと!
お鍋以外にも、寒い冬にぴったりの唐辛子をたっぷりと使用したメニューが用意されています。甘辛いタレに胡椒をきかせた名古屋風唐揚げに、特製赤からパウダーと粗唐辛子をかけた手羽先唐揚げレッド。
唐辛子の辛味が甘みの後を追い、止まらないおいしさ。お酒を召し上がる方にはおつまみとしてもぴったりです!
そして今回は冬季限定メニューとして提供されている白から鍋もいただきました。先ほどの麻辣赤から鍋とは一転して真っ白なお鍋です。火にかける前からすでにチーズがたっぷりかかっているのですが・・・
沸騰してからさらに生クリームと、
とろけるチーズを投入!
こちらが完成形。鍋一面チーズで覆われていながらも、所々で唐辛子が主張をしています。今回はベースのスープは一番人気の「赤3番」(中辛)ですが、辛いものが苦手な方でも安心の「赤0番」から、大辛の「赤5番」まで6段階までお好みに合わせて選択できます。
具材は鶏肉・ベーコン・にんじん・ほうれん草・たまねぎなどホワイトシチューを彷彿とさせますが、チーズと生クリームが濃厚で非常にまろやかながらも秘伝の赤からみそもしっかり効いており、従来の赤から鍋の概念を覆すお鍋に仕上がっています。〆はなんとパスタで、卵黄を加えたカルボナーラにするのがイチオシだそうです!
女性を中心に大人気というのも納得の「白から鍋」は2019年3月末まで提供予定です。お見逃しなく!
※「白から鍋」は東京都内の直営店舗のみで提供。店舗情報は赤から公式HPでご確認ください。
今回お話を伺った広報の岡本さんからは、「赤から=辛いというイメージが根強いですが、ただ辛いものを提供しているのではなく、辛さによって引き出される食材の旨味を追求しています。だからこそ、多くのお客様に愛されているのだと思います。定番の赤から鍋に留まらず、これからどんどん新メニューを提案していくので、ご期待ください!」との力強いお言葉をいただきました。
新メニュー・冬季限定メニューをいただいて、基本の味を大事に守りながらも新しいものを次々と取り入れて進化を続けていく赤からのスタイルを感じることができました。銀座には今回取材させていただいた赤から銀座店のほか、赤から銀座5丁目店もありますので、銀座散策の際は冷えた身体を赤からで温めてはいかがでしょうか。どちらも直営店舗ですので、冬季限定メニューの「白から鍋」を味わうこともできますよ!