2019/4/4 無印良品 銀座店6FATELIER MUJI GINZAオープン!「栗の木プロジェクト」2つの展覧会を同時開催

2019年4月4日よりオープンする無印良品 銀座店6Fにて、ATELIER MUJI GINZAが新たにオープンします。
 
ATELIER MUJI GINZAは、MUJI HOTELフロントと同じ6Fにて、ものづくりやデザインにまつわる様々なテーマの展覧会やイベントを開催する2つの「Gallery」おいしいコーヒーやお酒を飲みながら人が語らい集う「Salon」デザイン・アート関連の書籍を揃えた「Library」イベントやワークショップを開催する「Lounge」を展開します。
 
オープニング企画では、「栗の木プロジェクト」の名のもとに、デザインの可能性を探る試みとして2つの展覧会を同時開催します。
 

『変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”』展―永井敬二コレクションより―

2019年4月4日(木) ― 7月21日(日)


 

 
“栗の木プロジェクト”を植える。
 
なぜ無印良品で、イタリア デザイン界の巨匠、エンツォ・マーリの展覧会なのか?
2002年、無印良品ではマーリによるプロジェクト、テーブルと椅子、計19点を発表しました。以来両者の交友関係は続き、ある日マーリは、私たちにこう語りました。
 
「かつてデザインは、平等の名のもとに優れたスタンダードを生み出す役割を担ってきた。しかし高度成長を経て、目先の商品を売るための手段に成り下がった。私はデザイナーであることを恥じている。 これから提案するのは、目先の経済ではなく、栗の木を植えその木が成長し、やがては人々がその実を味わい、木陰で憩えるような、長い目で未来へと持続するプロジェクトだ。企業はそうした視点を持つべきではないか」
 
私たちはこれに賛同し、ここから何ができるかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。本展では、1本目の栗の木を植える試みとしてエンツォ・マーリの仕事の根っこをご紹介します。そこから、ゆっくりと大きく枝葉が伸びていく姿を想像しながら。
 
-エンツォ・マーリ
1932年イタリア、ノヴァーラ近郊生まれ。ミラノ、ブレラ芸術アカデミーで学び、視覚芸術に取り組んでいた50年代より、ブルーノ・ムナーリの紹介でデザインを手がけ始める。50年を超えるキャリアを持ち、プロジェクト数は1000を超える。クライアントの反発を恐れない商業主義批判と、独自のデザイン哲学、ユートピアを語り続けることで社会に影響を与えてきた。
 
– 永井敬二コレクションについて
Gallery 1の展示品はインテリアデザイナー永井敬二が50年にわたり自分自身の目と手と足で世界中から集めた戦後モダンデザインを主体とする膨大なコレクションの一部をお借りしています。永井氏は1948年、佐賀県唐津市生まれ。1982年に自身のスタジオ<ケイアンドデザインアソシエイツ>を設立。国内外の文化交流に貢献し、デンマーク王国より「Furniture Prize」を受賞しました。Gallery1では、永井氏のコレクションをお借りしながら展覧会を開催します。
 

時間:
10:00 ― 21:00
開催場所:
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1
参加費:
入場無料
主催: 無印良品 企画協力: 永井敬二(インテリアデザイナー) 協力: Studio Enzo mari 会場構成: 萬代基介建築設計事務所 グラフィックデザイン: 6D 木住野彰悟 施工: HIGURE 17-15 cas ゲストキュレーター: 田代かおる 企画・運営: 株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン担当、無印良品 銀座 ATELIER MUJI GINZA

 

『言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト』展

2019年4月4日(木) ― 6月23日(日)

 

 
デザインって、何だろう。なんて簡潔な難題。
 
質問は「デザインは(    )」。
さまざまな地域、世代、職業の方々に、 俳句のように短い言葉で( )の中を表現していただきました。 その言葉たちが、会場に群生しています。
 
本展では、デザインの可能性を拡張する「栗の木プロジェクト」のはじまりを言葉とともに始めます。 栗の苗を植え、その成長を慈しみながら育てると、 やがて木は木陰を作り、 実りをもたらし子孫を残し、 そして道具や家具や家となり、 その時々で人の暮らしを支えていきます。 そんな活動を、デザインを通してその人なりのやり方で実践してみよう、というプロジェクトです。
 
さて、みなさんも、言葉からはじめてみませんか?
 

時間:
10:00 ― 21:00
開催場所:
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery2
参加費:
入場無料
主催: 無印良品 会場構成: 萬代基介建築設計事務所 グラフィックデザイン: 6D 木住野彰悟 施工: HIGURE 17-15 cas シニア・キュレーター: 鈴木潤子 企画・運営: 株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン担当、無印良品 銀座 ATELIER MUJI

 

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