このコーナーでは、お店や施設の「イチオシ!」のモノ、人、場所、こだわりなどのお話をお伺いしていきます。
※記事の最後にはココシルをご覧の方への特典(2019年5月6日(月)まで)も用意していますので、ぜひ最後までご覧ください。
今回は「長崎しっぽく浜勝 銀座本店」さんに登場していただきます。
全国展開する長崎ちゃんぽんの専門店「リンガーハット」を運営する株式会社リンガーハットによる、長崎伝統の卓袱(しっぽく)料理に特化した新店舗です。
総支配人の栃原映洋さんにお話を伺いました。
長崎の伝統料理・しっぽく料理の専門店ということですが、「しっぽく」とはどういう意味なのでしょうか。
しっぽくは漢字で卓袱と書きます。卓はテーブル、袱はテーブルクロス。「円卓にテーブルクロスを敷いて」いただく料理という意味があります。
長崎では円卓をみんなで囲んで座り、会話をしながら食事を進めるという習慣があります。上座・下座はないので上下関係を気にせずに食事を楽しむことができます。江戸時代に中国からやってきた普茶(ふちゃ)料理をベースに、和・中・洋をミックスした長崎に伝わるおもてなし料理です。当店では長崎の食材にこだわり、野菜やお肉・魚を現地から取り寄せています。
しっぽく料理にはどのような特徴があるのでしょうか。
しっぽく料理は大皿をみんなで直箸で取り分けていただきます。特徴的なのが乾杯の前にお吸い物をいただくこと。お吸い物は「お鰭(ひれ)」と呼ばれています。「お鰭」にはお客様一人に魚一尾を使いました、というおもてなしの意味がありますが、その他にもお酒の前にお吸い物をいただくことで胃に膜をはり、悪酔いを防ぐといった効果もあります。
また、しっぽく料理の最後は甘いお汁粉「梅椀」で〆ます。梅椀の容器を5つ集めて上から見ると、梅の花に見えることからこのような名がつきました。
今回、イチオシのランチメニューをご紹介いただきますが、見た目が可愛らしいですね。
長崎の恵み“しっぽく玉手箱”(3,800円 +税)です。ふたを開ける際にはプレゼントを開けるときのようなドキドキ感を味わっていただけると思います。
当店では夜はコースで提供していますが、コースだと量が多くて食べきれない、という女性のお客様のために考案しました。「ミニしっぽくコース」といってもいいくらい、玉手箱にいろいろなお菜を詰め込んでいます。正式なコースと同様に、お鰭から始めて梅椀で〆ていただきます。デザートには梅椀の他に水菓子(季節の果物)もつきます。
長崎産の食材にこだわっていて、刺身にも長崎の旬魚を使用しているんです。日によって入るお魚は異なります。この玉手箱でしっぽく料理を存分に味わっていただけると思います。
ちょこちょこといろんなものを食べられるので、満足度が高いですね。ボリュームもあります。
女性でも食べやすいようにとしっぽく料理のコースをコンパクトにまとめたものなのですが、もちろん男性にも楽しんでいただけます。しっぽく料理が初めてという方にもおすすめですね。
ランチで人気NO.1という長崎の恵み“しっぽく玉手箱”(3,800円 +税)を紹介いただきましたが、今回は他のランチメニューも紹介していただきました。今月提供をスタートしたばかりという海鮮玉手箱(2,500円 +税)です。
ごはんはお刺身の下に収まり、よりコンパクトに。デザートには梅椀もつきます。
ご飯のおかわりも可能です。新鮮な長崎の海の幸を中心に味わいたい方に。
長崎の恵み“しっぽく玉手箱”、海鮮玉手箱ともにランチで気軽にしっぽく料理を堪能できるので、長崎の伝統の味が気になる方はお店までぜひ足を運んでみてください。今回、「長崎しっぽく浜勝 銀座本店」さんにはココシルをご覧の方に、期間限定の特典を用意していただきました。
ココシルをご覧の方に特典
ランチで長崎の恵み“しっぽく玉手箱”(3,800円 +税)または海鮮玉手箱(2,500円 +税)をご注文の方、ご注文時に「ココシルを見た」と店員に伝えていただくとお一人様につき以下のドリンク1杯サービス!
・シャンパン
・スパークリングワイン
・一口ビール
・ソフトドリンク
期間:~2019年5月6日(月)
この機会にしっぽく料理を体験してみてはいかがでしょうか。