「ノラネコぐんだん展」松屋銀座で開幕(5/6まで)

撮影:大森忠明

シリーズ累計100万部突破!「ワルかわいい」キャラが大人気です!

 



「ノラネコぐんだん」(白泉社刊)の作者・工藤ノリコさんの作家デビュー20周年を記念する初の展覧会が松屋銀座で5月6日まで開催中です。8匹のノラネコが主人公の絵本シリーズは、悪さはするけど憎めない「ワルかわいい」キャラクターが大人気。ファンは幼児や小学生にとどまらず、20代の女性やパパ&ママ、海外にも広がっています。本展では、絵本原画約200点や映像を展観するほか、会場限定グッズを含め約300アイテムも勢揃い。また、4月17日発売のシリーズ最新刊『ノラネコぐんだん ふねにのる Noraneko Gundan’s going on board!』の原画も初公開中です。

 

 

本展の開幕に先立って、前日の4月16日(火)に報道内覧会を開催。ゲストに「ノラネコぐんだん」大ファン“で、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で歴代最長の9年間「歌のお兄さん」を務め、「だいすけお兄さん」の愛称で子供たちに大人気の歌手・俳優の横山だいすけさんが来場。工藤ノリコさん役の「ノラネコぐんだん」パペット(声は工藤さん本人)と一緒にフォトセッションとインタビューに応えました。お二人の主なコメントをご紹介します。
●横山さん:いたずらするときの顔がたまらなく好きです。ノラネコたちの表情はあまりないのですが、悪い事をするときが楽しそうで、そこがたまらない魅力です。自分が疲れているとき読むとほっとします。
もし、自分が「ノラネコぐんだん」になれたら、いろんな絵本に乗り込んで、その絵本のキャラクターを全部「ノラネコぐんだん」にしてみたいです。
●工藤さん:「ノラネコぐんだん」は4コマ漫画「がんばれ!ワンワンちゃん」の脇役キャラクターとして、20年間続けてきましたが、kodomoeの森編集長から、これを主人公にして絵本にしてはどうかとのご提案を頂き、誕生しました。いま、ご好評を頂いている理由は、自分でもよくわからないのですが、小さい読者が楽しく読めるにはどうしたらよいか。を自分なりに考えて作っています。
8人は兄弟ではありません。1人ずつ名前を付けたりして設定してしまうと、子ども読者たちがお話の世界に入っていくことが難しくなると思うので、何か自然物のようにしています。「ノラネコぐんだん」という性格付けより、やっている行動とか、起こっているお話そのものを楽しんで頂きたいと思って描いています。

 

 


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