【パナソニック汐留美術館にて】ラウル・デュフィ展 開催! 10月5日(土)~

《黄色いコンソール》1949年頃 油彩/キャンバス 大谷コレクション
 
 

2019年10月5日(土)~12月15日(日)まで、パナソニック汐留美術館にて、ラウル・デュフィ展が開催されます。

華やかで明るい色彩、軽妙な筆致の作品で、今でも多くの人々の心をつかんで離さない画家、ラウル・デュフィ(1877-1953)。
本展覧会では、モダンで優美な絵画とモードの帝王ポール・ポワレ(1879-1944)が使用した絹織物を含む、デュフィのテキスタイル・デザイン関連作品および資料、全152点が一堂に展示されます。

陽光あふれる穏やかな南仏の海と活気ある室内を描いた<ニースの窓辺>をはじめ、音楽や社交をテーマとした油彩画など、生きる喜びに満ちた作品を描いたデュフィは、絵画制作に加え、リヨンの絹織物製造業ビアンキ―二=フェリエ社のために、1912年から28年までテキスタイルのデザインを提供していました。デユフィの鮮やかな色彩と大胆なモチーフの布地は、上流階級の女性たちを魅了し大評判となりました。



会場では、ビアンキ―二=フェリエ社のアーカイブを引き継いだデュフィ・ビアンキ―二から出品されるデザイン原画や下絵、オリジナルテキスタイル、プリント生地の為の試し刷りに加え、復刻生産されたテキスタイルによる衣装作品などをご紹介いたします。
絵画とテキスタイル・デザインという二つの表現媒体を軽やかに越境しながら生み出された作品群を展観し、画家が目指した表現の本質とデュフィの作品に付随する装飾性の意義に迫ります。

 

《ニースの窓辺》1928年 油彩/キャンバス 島根県立美術館蔵


 

《黄色いコンソール》1949年頃 油彩/キャンバス  大谷コレクション

 

イヴニング・コート ≪ペルシア≫
ドレス・デザイン原案 ポール・ポワレ(1911年)
制作 モンジ・ギバン 2007年
絹 デュフィ・ビアンキーニ蔵

 

≪夏〔デザイン原画〕≫  1925年
グワッシュ/紙  デュフィ・ビアンキーニ蔵

 

≪ヴァイオリン≫ 1989年(デザイン1914-20年頃)
毛織物 デュフィ・ビアンキーニ蔵

 

 

■ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン

 

会期:2019年10月5日(土)~12月15日(日)
開館時間:午前10時より午後6時まで(ご入館は17時30分まで)
※11月1日(金)、12月6日(金)は夜間開館 20時まで(ご入館は19時30分まで)
休館日:水曜日
会場:パナソニック汐留美術館
入館料:一般:1,000円/65歳以上:900円/大学生:700円/中・高校生:500円/小学生以下:無料
※20名様以上の団体は100円割引 ※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。

 
 

 

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