卓越した精緻の技と美が一堂に。国内最大規模の伝統工芸の公募展「第66回日本伝統工芸展」9月18日より日本橋三越本店にて開催!

重要無形文化財保持者(人間国宝)の最新作と一般公募の入選作 約600点を一堂に展観。

 

日本橋三越本店では、9月18日(水)~30日(月)、本館7階催物会場において「第66回日本伝統工芸展」を開催いたします。本展は、日本の優れた伝統工芸の保護と後継者の育成を目的に、公益社団法人 日本工芸会が毎年開催する国内最大規模の公募展です。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門の一般公募作品より厳正な鑑審査を経て選ばれた入選作と、重要無形文化財保持者(人間国宝)の最新作 約600点を一堂に展観いたします。

 

昭和25年、文化財保護法が施行され、歴史上、若しくは芸術上特に価値の高い工芸技術を、国として保護育成することになりました。その趣旨にそって、昭和29年以来 陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門にわたり、各作家の作品を厳正鑑査し、入選作品を展観する「日本伝統工芸展」が毎年開催されてきました。

 

今年で第66回を迎える本展では、日本に伝わる卓越した工芸技術を一層磨き上げ、現代の生活感覚にそって創造された日本最高峰の工芸作品の数々をご紹介いたします。会期中は、本年度受賞者による作品解説やギャラリートークを開催。また、会場内にはアートコンシェルジュが常駐し、さまざまなご質問にお答えいたします。

 



【展示作品の一例】

日本工芸会総裁賞<陶芸>花文大鉢「椿」 望月 集

高松宮記念賞<諸工芸>泥釉七宝花入「律」 河田貴保子

文部科学大臣賞<木竹工>栓拭漆三足器 甲斐幸太郎

東京都知事賞<漆芸>沈金飾箱「一夜」 鳥毛 清

NHK会長賞<漆芸>彩切貝蒔絵乾漆筥「月の韻」 三好かがり

朝日新聞社賞<染織>生絹着物「海の中のできごと」 神谷あかね

日本工芸会会長賞<金工>吹分長方盤 般若泰樹

日本工芸会保持者賞<漆芸>沈金箱「梅花空木」 西 勝廣

 

 

 

  • 本年度受賞者作品解説  ■本館7階会場にて 各日 午後0時30分~

■ 9月21日[土]
<陶 芸>望月 集氏(日本工芸会総裁賞)
<木竹工>甲斐幸太郎氏(文部科学大臣賞)
<漆 芸>三好かがり氏(NHK会長賞)
<染 織>岩井香楠子氏(日本工芸会奨励賞)
■ 9月22日[日]
<諸工芸>河田貴保子氏(高松宮記念賞)
<漆 芸>鳥毛 清氏(東京都知事賞)
<陶 芸>井口雅代氏(日本工芸会奨励賞)
<金 工>藤江聖公氏(日本工芸会奨励賞)

 

  • ギャラリートーク ■本館7階会場にて 各日 午後0時30分~

■ 9月18日[水]<陶 芸>徳留大輔氏(出光美術館学芸員)
■ 9月20日[金]<染 織>小笠原小枝氏(日本女子大学名誉教授)
■ 9月23日[月・祝]<漆 芸>゠小森邦衞氏(重要無形文化財保持者)
■ 9月24日[火]<金 工>伊藤信二氏(東京国立博物館 博物館教育課長)
■ 9月25日[水]<木竹工>諸山正則氏(工芸史家)
■ 9月26日[木]<人 形>是澤博昭氏(大妻女子大学教授)
■ 9月27日[金]<諸工芸>氣賀澤雅人氏(硝子作家)

 

【開催概要】
「第66回日本伝統工芸展」
会期:2019年9月18日[水]~30日[月]
午前10時~午後7時 ※最終日は、午後6時閉場
会場:日本橋三越本店 本館7階催物会場
入場料:無料
主催:文化庁、東京都教育委員会、NHK、朝日新聞社、(公社)日本工芸会
協賛:(公財)アサヒグループ芸術文化財団、(公財)岡田茂吉美術文化財団、(公財)五島美術館、パナソニック株式会社、(公財)ポーラ伝統文化振興財団
協力:あずさ監査法人、(一社)Eまちラボ、株式会社オープンドア、株式会社銀座もとじ、マツダ株式会社

特別協力:株式会社三越伊勢丹ホールディングス

 

※都合により、イベントの内容が変更となる場合があります。

 

日本橋三越本店「第66回日本伝統工芸展」
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/event_calendar/dentoukougei.html

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