資生堂 銀座ビル2階 ギンザコミュニケーションスペースにて「資生堂唐草原画展」開催

《「資生堂唐草原画展」について》
資生堂は、1920年から資生堂の商品や宣伝広告にデザインされてきた「資生堂唐草」にまつわる展覧会を開催いたします。唐草は植物の生命力としなやかに無限に拡がる可能性を表し、時代やデザイナーによってスタイルを変えながら、資生堂を象徴するデザインとして現在にまで受け継がれてきました。
そして、令和という新時代が幕開けした2019年。約100年前からはじまり、そして未来へと磨かれ続ける資生堂デザインの象徴とも言える「資生堂唐草」の魅力を是非お楽しみください。



《展示の詳細について》
2階では、描版師・薄希英(すすき・まれひで)氏が描いた、「資生堂唐草」の原画や制作プロセスにまつわるものを初公開します。また、薄氏の細密な手仕事から生まれた商品も原画とともにご覧いただきます。そのほか、「資生堂唐草」が施された貴重な商品や歴史的なグラフィック、現代の唐草デザインの商品、“さわれる”唐草の展示など、唐草を体感いただける展覧会です。
1階エントランス・ウインドウでは、 2020年1月17日(金)までの期間、「あたらしい唐草」をテーマにしたアート作品「GINZA KARAKUSA BIOTOPE」を展示します。弊社の化粧品が入る箱を製造する過程で出る端材を使ったモニュメントや、日照量やCO2、人間の活動量などの環境データを活用した幾何学アルゴリズムによって唐草の成長を描く映像インスタレーションなど、唐草を“生命力の再生”、サステナブルの象徴ととらえた新たな試みの作品です。(1階クリエイティブワーク/資生堂クリエイティブ本部、Dentsu Lab Tokyo ・ Dentsu Craft Tokyo、株式会社博展)
また、資生堂ギャラリーでは10月18日(金)~12月22日(金)まで、アーティスト・デュオのジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダのセレクションによる展覧会「Surface and Custom」展を開催します。唐草文様の包装紙など資生堂のヘリテージをモチーフとして再構成した作品も展示いたしますので、併せてご覧ください。

薄希英(すすき・まれひで)
1932年生まれ。18歳から画版屋の画工とし描版(写真を利用せず、直接手がきによって製版した平版)を制作。62年独立。63年頃、はじめての資生堂の仕事に携わり、現在もなお、クリエイティブ本部のデザイナーのディレクションのもと、数多くのパッケージやグラフィックにおけるイラスト、文字、ロゴ制作を手描きで行う唯一の描版師。

 

○会期:2F/2019年10月15日(火)~12月13日(金)
1F/2019年10月15日(火)~2020年1月17日(金)
※10月30日(水)~11月6日(水)は銀座八丁神社巡りのため
1階の一部の展示はご覧いただけません。何卒ご了承ください。
○開館時間:11:00-19:00(土・日・祝は休み) 入場無料
○場所:GINZA COMMUNICATION SPACE (東京都中央区銀座7-5-5 資生堂銀座ビル1、2F)

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