「うちのイチオシ!」
このコーナーでは、お店や施設の「イチオシ!」のモノ、人、場所、こだわりなどのお話をお伺いしていきます。
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今回、訪問させていただいたのは、みなさんもよくご存知の「銀座千疋屋」さん。
「銀座千疋屋」さんは、1894年に創業し、来年2014年で創業120年になる老舗高級フルーツ店です。創業当時は、8丁目に店舗があり、1999年に5丁目に移転。1階がフルーツショップ、地下1階と2階がフルーツパーラーになっています。
お話をお聞きしたのは、銀座千疋屋パーラー事業部副部長 島田聡さん。
銀座千疋屋に勤務し25年、銀座の移り変わりを見てきた島田さんは、時代の変化、銀座の変化を感じながら、変わらない味を提供しています。
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⇒さっそくですが銀座千疋屋さんの「うちのイチオシ!」を教えてください!
うちのイチオシは、フルーツパフェです。
⇒イチオシのポイントは?
見た目の美しさと味のバランスがイチオシのポイントです。柑橘系のフルーツや甘みのあるフルーツなど、酸味を甘みのバランスを考え7種のフルーツを盛りつけています。使用するフルーツは季節によって異なり、最高に美味しい旬のフルーツを一点一点食べごろを見極めて選び抜いています。
また、生クリームにも実はこだわりがあるんです。フルーツの味を楽しんでいただくことを考え、フルーツの味を引き立たせるため、3種類の生クリームをブレンドしています。
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訪問させていただいた時は、パイナップル、和梨、バナナ、キウイ、グレープフルーツ、メロン、柿がのったフルーツパフェでした。中には、バニラアイスとシャーベットが2種類入っていていました。
はい!シャーベットは、全て自家製です。今は、メロンとマンゴのシャーベットです。イチゴのシーズンは、イチゴのシャーベットといったように、季節毎に、フルーツを変えて作っています。
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フルーツの美味しさを凝縮させたシャーベットの優しい味わいにうっとりでした。
銀座千疋屋さんには、専門のフルーツの目利き“フルーツマイスター”がいて、選び抜いたフルーツだけを取り扱っています。パフェに使用するフルーツも、1階のショップで販売しているものを使っているそうです。
そんな“フルーツマイスター”が厳選した旬な高級フルーツをたっぷり味わえる「フルーツパフェ」は、お店の1番人気の商品。
季節毎に変わるフルーツを楽しみに来店されるお客さまも多いようです。
昔から通ってくださるお客さまもそうですが、銀座に若い人たちも増えてきているので、若い世代の人たちにも味わってほしいですね。
最近は、外国人のお客さまもいらっしゃるので、外国人の方にも日本のフルーツ文化を見て、食べて、感じて欲しいと思います。
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おばあちゃんが、娘さん、お孫さんを連れて・・・といったように、親子三代で通っているお客様もいるそうです。創業120年の老舗ならではの光景ですね。
また、高級フルーツ文化は、日本特有なもののようで、外国人のお客様は、1階のフルーツショップでキレイに並んだフルーツを見て驚いているそうです。中には、写真を撮って帰られる方も!
1階のフルーツショップで販売されているフルーツは、フルーツパーラーで食べることが出来るそうです。
ただし、その時に食べごろのものがあればとの事なので、お店の方に相談してみてくださいね。
全ての商品をお店で手作りをしているので、今後も、美味しくて、安心、安全な商品を提供していきたいと、島田さんはお話してくださいました。来年で創業120年。今後も多くの人たちを魅了し、フルーツの虜にしていくことでしょう。
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ココシル情報!
行列が絶えない銀座千疋屋さん。11時のオープン時間、もしくは夕方が来店の狙い目。最近は、男性1人でパフェを食べに来る方も増えてるそうですよ!
また、12/1~12/20には 「創業120周年特別記念企画 ヘレンドフェア」を開催!
ヨーロッパの名窯、ヘレンド社の“ウィーンの薔薇”のカップ&ソーサーとプレートを使って、限定のデザートメニュー2点をご提供。
銀座のお買い物の休憩にぜひ足を運んでみてくださいね。