【うちのイチオシ!】「銀座 まぜ麺佑ちゃん」 おしゃれな隠れ家で楽しむ、地鶏を使ったこだわりのまぜ麺【取材レポ】

 
銀座のお店や施設の「イチオシ!」のモノ、人、場所、こだわりを伺っていくコーナー【うちのイチオシ!】。

 

今回訪問させていただいたのは、「銀座 まぜ麺佑ちゃん」さん。

東京メトロ銀座駅から徒歩3分、JR有楽町駅から徒歩5分ほど。数寄屋通りを歩いた先に見えてくる、つけ麺の名店「銀座朧月」さんが入ったテナントビルの5Fで営業されています。

 

つけ麺の名店「銀座朧月」さん

 

入り口横にあるこの階段を使って……

 

上って上って、一番上のこの扉が入り口です。

 

エレベーターはナシ。ビル正面右手にある細い階段で5Fまで上がります。独特の雰囲気がある階段なので、上る途中で「本当にここで合ってる?」と不安になってくるかもしれませんがご安心を! 頑張った先にはご褒美のように、とっても素敵なお店がお客様を待っています。

 

 

◆“隠れ家”という言葉がピッタリ!おしゃれなバーで間借り営業中

 

 

暖かい日にはベランダが解放されるとのこと(写真右下)



 

店内は一見すると完全におしゃれな隠れ家的バーですが、それもそのはず。実は「銀座 まぜ麺佑ちゃん」さんは、音楽好きが集まるクラブ系バー「GINZA SUKI BAR」さんの店舗でランチタイムのみ間借り営業という形でオープンしているのです。

モザイク風にアレンジされた温かみのある木の壁は「GINZA SUKI BAR」初代店主の力作。おしゃれなインテリアや雑貨は現店主の趣味なのだとか。

座席はカウンター席のみ。こじんまりした店内は、ビルの5Fという場所と相まって、まるで秘密基地のような“知る人ぞ知る”雰囲気で特別な気分に浸れそうです。

 

 

◆店主の高木さんイチオシメニューは『地鶏まぜ麺フル装備』!

 

 

「銀座 まぜ麺佑ちゃん」店主の高木さん(提供画像)

 

今回は「銀座 まぜ麺佑ちゃん」店主・高木さんにお話を伺いました。

もともと「GINZA SUKI BAR」さんの常連だったという高木さん。4年ほど他店でまぜ麺づくりを学び、自身でお店を開きたいと同店の店主に相談したところ、快く場所を貸していただけたそう。

ラーメン店やつけ麺店が密集する激戦エリア・銀座6丁目でのチャレンジということで、オープン当初こそ苦戦が続いたものの、今では常連さんも増えて軌道に乗り、つい先日開店1周年を迎えたばかりなのだとか。(おめでとうございます!)

 

 

――お店のメニューについて教えてください。
 
高木さん:
化学調味料を使わず、素材本来の味わいを楽しんでいただけるまぜ麺を提供しています。また、私は「自分で作れるものは自分で」をモットーにしていまして。トッピングのチャーシューや味変用の柚子胡椒など、管理栄養士で料理上手な家内と二人三脚で完成させた自慢の仕上がりになっています。

 

――まぜ麺のタレはどのようなものを使用されているのでしょうか?
 
高木さん:
シンプルに油とダシ醤油だけでつくっています。ただシンプルだからこそ、その二つに妥協はしていません。油は比内地鶏と若鳥の鶏油をバランスよく混ぜ合わせたもの。
ダシ醤油は国産の宗田節・サバ節・昆布・煮干しなどを入れて丸一日漬けておき、一瞬だけ沸かしたあと、また丸一日漬けてから濾す……と、研究の末にたどり着いた方法で、じっくり丁寧に旨味を引き出したものを使用しています。

 

――お話だけで実食が楽しみになりました。それでは、「銀座 まぜ麺佑ちゃん」さんの【うちのイチオシ!】メニューを教えてください。
 
高木さん:
当店では『地鶏まぜ麺』(800円)という基本のまぜ麺と、『地鶏まぜ麺』のアレンジメニューをご用意しています。その中でも今回はこちら、一番人気の『地鶏まぜ麺フル装備』(1,000円)をご紹介しようかと。

 

『地鶏まぜ麺フル装備』(1,000円) / 調理時間は7~8分ほど。

 

――わわっ! 具だくさんですね……! 麺が完全に隠れています。
基本の『地鶏まぜ麺』と『フル装備』ではどんな違いがあるのでしょうか?
 
高木さん:
『地鶏まぜ麺』は、

・鶏チャーシュー2枚
・豚チャーシュー1枚
・メンマ
・水菜
・刻み玉ねぎ
・糸唐辛子
・柚子胡椒(味変用)

がトッピングされていますが、プラス200円で『フル装備』にしていただくと、

・鶏チャーシュー2枚追加
・豚チャーシュー1枚追加
・玉子1個追加

にグレードアップします! おトクに満足感を得られるような一品を目指しました。

 

麺は茶色がかったちぢれ太麺。池袋の老舗製麺所「松本製麺所」さんに特注でつくっていただいているそう。

 

左が鶏チャーシュー。右が豚チャーシュー。

 

――こちらのチャーシュー、見るからにおいしそうですが、なぜ鶏と豚の2種類のチャーシューをのせようと考えたのですか?
 
高木さん:
単純にお客様に楽しんで食べていただきたいなと……。どちらかだと何かもの足りない感じがしてしまいまして。鶏は地鶏のムネ肉、豚は肩ロースを使用しています。どちらも低温調理で試行錯誤しながらつくり上げたもので、味付けはシンプルに塩と砂糖だけ。(※豚は+でブラックペッパーも)

自分で言うのもなんですが非常においしく、お客様にも「おつまみとして夜のバーでも食べたい」とおっしゃっていただけています。これも【うちのイチオシ!】ですね。

 

――おすすめの食べ方はありますか?
 
高木さん:
麺にある程度タレを絡ませていますので、最初はそのまま食べていただければ。途中で柚子胡椒や、カウンターに用意してあるレモン汁や魚節で味変して食べてみてください。麺が残り少なくなったら、〆として無料のスープ割りをおすすめしています。そこにまた魚節を追加していただくと、最後までおいしく食べていただけるかと。

魚節とスープ割のスープは、どちらもダシ醤油をつくった後に残ったカツオ節や煮干しなどを使用しているんです。コクと旨味が増しますので、ぜひ味わってみてください。

 

味変用の魚節とレモン汁

 

【イチオシ!】メニューの実食レポ
 
冷めないうちに急いでいただきました!

魚節の風味豊かなダシ醤油はやや甘めでしょっぱすぎず。鶏油が最初にガツンときますが、トッピングと絡めながら食べていると、ガツガツいただくのにちょうどいい程度のコッテリ具合に。タレ、シンプルに直球でおいしいです……!!  魚節・レモン汁を駆使して「コク深く」「さっぱり」を交互に味変してみましたが、どちらも甲乙つけがたい味わい。また、麺は太いだけでなく、やや固めの仕上がりでかみ応えもあるので満足感も◎。

鶏チャーシューは弾力がありしっとり仕上げ。淡白な中にも旨味がギュッと詰まっています。豚チャーシューはブラックペッパーが最高にいい仕事をしていて、これはたしかにおつまみで欲しくなっちゃいますね。手づくりの柚子胡椒を付けると、爽やかな辛みが良いアクセントになりました。

意外な伏兵だったのは水菜。実は風味の強い三つ葉を混ぜているそうで、コッテリとしてきた口の中にしっかりと清涼感を運んでくれます。これがひそかにまぜ麺全体の”和”な雰囲気をまとめ上げている印象でした。

 

スープ割り。魚節を少し追加すると本当においしく、大満足の〆に。

最後にスープ割にしていただきましたが、高木さんがおすすめしてくださったように、魚節をちょっと追加して食べるのが◎!!  旨味が爆発して「くう~……!」と言葉が出ないほど美味でございました。最後の1滴まで飲み干す以外の選択肢がありません……。

 

ちなみに、この器もこだわりの逸品。麺を混ぜやすい底の広さと、中華料理を入れる食器っぽくないデザインがかえって気に入っているそう。

 

――大変おいしいまぜ麺をご紹介いただきありがとうございました。
最後に、ココシル読者に一言お願いします。
 
高木さん:
少しわかりづらい場所で営業していますが、来ていただければ丹精込めておいしいまぜ麺をご提供しますので、ぜひ一度いらしてください!

 

 

異国感漂う店内で和風のまぜ麺を食べるのは、なんだか不思議な感じ。しかし非常に居心地がよく、高木さんの人柄も加わって、いつまでも滞在していたい気持ちに。人に教えたくなるような、逆に自分だけが知っておきたいような、そんなトキメキのあるお店とお料理でした。

 

 

現在はテイクアウトにも対応中で、水曜日と土曜日には限定メニューも出されているとのこと。(筆者は『カレーまぜ麺』が気になります!)

 

読者の皆さま、銀座にお立ち寄りの際はぜひ「銀座 まぜ麺佑ちゃん」さんをチェックしてみてくださいね。

 

 

「銀座 まぜ麺佑ちゃん」

住所 〒104-0061 東京都中央区銀座6-3-5 5F
営業時間 11:00~15:00
定休日 日曜・祝日
座席数 6席
公式SNS https://www.instagram.com/mazemen_yuchan_ginza/

 

※本記事の情報は公開時点のものです。(2020/12/14)
※価格はすべて税込み。

 

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