表通りから「銀座コアビル」の東側の道に入ったところに、この小道がある。入り口に「三原小路」の標識と「あづま稲荷大明神」の赤い幟旗が並んでいる。
ここの由来は、戦後この辺で火災が相次いだので、当時調べてみたところ、むかしここにお稲荷さんあったのだとか。それを再興したのが「あずま稲荷神社」。以後はまったく火災に遭わなくなったという。
銀座八丁には他にも、前にも取り上げた銀座三越屋上の「出世地蔵」など、このような神社が多くある。
ビルが改築され街の景色は変わっても、祠や神社の場所は「古地図」を見ればそのまま載っているはずだ。むかしの街角を想像するにはぴったりのアイテムなのだ。