「新型コロナウイルス感染症の影響があるなかで努力されているお店を、少しでも応援したい!」
そんな思いからココシルは「店舗応援プロジェクト」として、銀座で営業されている店舗を取材。新しいサービスやテイクアウトなどの情報を幅広く紹介させていただいています。
今回ご紹介するのは、高知県の物産品販売や文化・観光情報発信を行っているアンテナショップ「まるごと高知」さんのテイクアウトメニューです。レストラン情報や同店舗で購入できる物産品についても取り上げていますので、ぜひご覧ください。
「まるごと高知」内のレストラン「TOSA DINING おきゃく」でテイクアウトメニューが登場!
JR有楽町駅京橋口から2~3分ほど歩いた場所にある「まるごと高知」さん。その2階にある高知のお酒と郷土料理が堪能できるレストラン「TOSA DINING おきゃく」で、1月からテイクアウト用のお弁当の販売がスタートしました。
テイクアウトメニューは8種類(2月10日時点)。メイン料理に副菜、ご飯に至るまで厳選された高知産の食材がふんだんに使用されています。
<テイクアウトメニュー例>
広報の横山さんにイチオシを伺いました。レストランのランチタイムで人気の生姜焼きが入った「四万十ポーク米豚の生姜焼き弁当」(税込1.000円)は、「まるごと高知」さんで取り扱っている人気食品「万能おかずしょうが」が豚肉の上からまぶしてあり、ダブルの生姜バワーで生姜好きにはたまらないお弁当になっているそう。
◆テイクアウトメニューを実食!
実際にココシル編集部でもお弁当をひとつテイクアウトしてみました。今回購入したのは、「田舎寿司と高知野菜の天ぷら弁当」(税込1,000円)です。
彩り豊かで具だくさんなお弁当ですね!
メインの田舎寿司(野菜の寿司)に使用されているのはリュウキュウ(はすいも)、ミョウガ、タケノコなど。どれも素材の味わいが生きていますが、特にミョウガは、ツンとした感じは控えめでほどよい苦みが後引くおいしさ。
高知産コシヒカリと香り米がブレンドされたシャリには、すし酢の代わりにゆず果汁が使われているそう。揚げ物と合わせるのにちょうどいい爽やかな酸味がどんどん箸を進ませます。
高知野菜の天ぷらは仕入れの状況で顔ぶれが変わるそうですが、今回は青さのり、サツマイモ、ナス、パプリカ、シシトウ、四方竹、おまけにエビも入っていて非常にボリューミー。なかでも香り高い青さのりは絶品でした。
筆者が気に入ったのは四方竹の田舎煮。四方竹という野菜を意識して食べたのは初めてでしたが、普通のタケノコよりもすっきりとした食べ心地で、淡白な甘みと苦みが箸休めにぴったりでした。
この充実の内容で1,000円とは驚きです。
横山さんは「どのお弁当も味に自信をもって提供しています。これまで当店をご利用になったことのないお客様も、この機会にぜひテイクアウトをご活用いただき、高知の食材のおいしさを知っていただければ幸いです」と話します。
「テイクアウトは事前にお電話で予約していただくのが一番スムーズですが、直接店舗にご来店いただいてからのご注文でも大丈夫です。混んでいなければ15分ほどで提供できます。お待ちいただいている間は、ぜひ下の階で物産品も見ていただければ」
レストラン「TOSA DINING おきゃく」の人気メニューを紹介
レストラン「TOSA DINING おきゃく」も毎日営業中です。テイクアウトだけではなく、銀座で食事がしたいときもぜひ同店を選択肢に入れてみてください。
気になる新型コロナウイルス対策ですが、横山さんによると、「TOSA DINING おきゃく」では入店時に検温と消毒を実施しているほか、各所に空気清浄機を設置、また窓を開けて常時換気も行っているそう。さらに座席の間隔を開けてお客様をご案内するなど、徹底した取り組みの中で営業されています。
人気メニューについて伺うと、ランチタイムは独特の香ばしさが魅力の「藁焼きカツオのたたき御膳」(税込1,400円)や「高知鮮魚の刺身御膳」(税込1,400円)、ディナータイムは「セレクト御膳」(税込3,000円)が好評とのこと。
「セレクト御膳」は1月から提供が開始された新メニューで、前菜・副菜・メインが1,000通りを超す組み合わせから選べるという面白いもの。常連のお客様からも好評を得ているそうで、早くも同店の名物メニューになりそうな雰囲気です。
テイクアウトのおまけにショッピングも。「まるごと高知」で購入できる特産品
「まるごと高知」さんのB1階~1階は物産品売り場となっています。せっかくアンテナショップに来たのだから、お弁当以外の高知グルメもゲットしなきゃもったいない! ということで、ここからは「まるごと高知」さんで購入できるすてきな商品を少しだけご紹介しますね。
◆ 1階「とさ市」
1階「とさ市」は食品エリア。豊かな自然に囲まれた高知から毎日直送されてくる新鮮な野菜や、特産である生姜やゆずの加工品、土佐茶、芋けんぴや「ミレービスケット」といったお菓子など、約1500種類の商品が販売されています。
なかでも目を引くのは、やはり日本一の生産量をほこるゆず関連品の多さ。その数、実に100種類以上!
ポン酢だけに絞っても、大ヒット商品「ぽん酢しょうゆ ゆずの村」をはじめ、20種類以上あるというから驚きです。産地や果汁の比率によってかなり味も違ってくるそうなので、食べ比べてみるのも面白そうですね。
そのほか、ゆずジャムにゆず茶、ゆずドレッシング、ゆず七味。ゆずの加工品で店頭にないものは存在しないのでは? と圧倒されるほど商品ジャンルが多岐にわたっていました。
高知は生姜の産地としても有名です。刻んだ高知産の生姜を醤油・砂糖・塩・米黒酢で味付けした「万能おかずしょうが」は同店の不動の人気No.1商品。生姜焼きに使用したりご飯にかけたりとなんにでも合わせやすく、まさに” 万能”の名前にふさわしい使い勝手の良さでリピーターが続出しています。
筆者もいただいたことがありますが、完璧な「ご飯が止まらなくなる」系の食品でした。
広報の横山さんに個人的なイチオシを伺ったところ、教えていただいたのが「だしが良くでる宗田節」。宗田節(かつお節の一種)が入った容器に、薄口でも濃口でもお好みの醤油を継ぎ足していくだけで、一年中おいしいだし醤油が楽しめるという一品です。(だしが出なくなったときのため、詰め替え用の宗田節も売られていました)
横山さんの食卓では、卵かけご版や雑炊、冷奴やアボカドにかけたり、カレーの隠し味に使ったりと大活躍なのだとか。醤油を使ったらそのぶんをすぐに継ぎ足し、宗田節自体の乾燥を防ぐのが味を長持ちさせる秘訣とのこと。
◆ 地下1階「とき蔵」
地下1Fの「とさ蔵」では、高知県内全18蔵の日本酒をはじめとするお酒各種、工芸品などが販売されています。取り扱われているお酒は約300種以上と豊富で、定番商品はもちろん期間限定&県外にはあまり出回らない希少な銘柄も揃っているそう。
高知の日本酒は淡麗辛口が基本。飲みやすくシーンを選ばない味の銘柄が多いので、晩酌用に買って帰るのも大いにアリですね。
「まるごと高知」さんでは、不定期に郷土料理の試食販売や地酒のイベントが開催されています。なかにはお得なプレゼント企画もありますので、テイクアウトを予定されている方は、ぜひ公式サイトのイベントスケジュールもチェックしてみてくださいね。
「まるごと高知」
テイクアウト 情報 |
予約電話番号:03-3538-4351 予約時間:10:00~19:00 受け取り可能時間: ランチ 10:00~15:00 ディナー 17:00~20:00 |
住所 | 東京都中央区銀座1-3-13 オーブ プレミア |
営業時間 | 公式サイトで最新の情報をご確認ください。 |
公式サイト | https://www.marugotokochi.com/ |
公式オンライン ショップ |
https://marugotokochi.jp/ |
※本記事の情報は公開時点のものです。最新の情報は店舗公式サイトなどでご確認ください。