<画像:マロニエゲート提供>
「マロニエゲート銀座2&3」を運営する株式会社マロニエゲートは、読売新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「idea market(アイデアマーケット)」を活用して、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町でトートバッグなどを縫製する「南三陸ミシン工房」を支援するプロジェクトを実施中です。
春のお出かけにも合うおしゃれなトートバッグは、綿100%の厚手のオックスフォード生地を使用。工房のスタッフが心を込めて、すべてハンドメイドで仕上げます。縫製がしっかりしているので、重いものの持ち運びにも重宝します。工房は、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」や老舗織物会社「川島織物セルコン」から縫製を請け負うなど、縫製技術を磨いてきました。
クラウドファンディンサイトとマロニエゲート銀座2にあるリアル店舗では、このトートバッグを購入していただけます。集まった寄付金は、布地対応のプリンター購入費の一部として、同工房の活動の幅を広げるために使います。
美術エージェント「タイコ・アソシエイツ」の協力を得て、有名ファッション誌のイラストを多く手掛けるフランス人のカサンドル・モントリオル、スカンジナビア航空のメニューカバーなどのイラストを担当するNATSKO SEKI(せきなつこ)ら人気イラストレーター7人がデザインした10種類のトートバッグを用意します。
◆クラウドファンディングでの支援の募集期間
2021年3月1日(月)~5月5日(水・祝)
◆支援の対価物(商品)
南三陸ミシン工房が縫製したイラスト入りのトートバッグと工房からのお礼状、イラストを描いたアーティストのメッセージカード。トートバッグの絵柄の複製画を加えたセットも用意。
◆価格(税込・送料込)
基本セット(トートバッグ+メッセージカードなど) 6,050円
複製画セット(トートバッグ+複製画+メッセージカードなど) 24,200円~34,100円
◆購入方法(①または②)※②は一部商品を販売
① 読売新聞クラウドファンディング「idea market(アイデアマーケット)」
https://idea-yomiuri.en-jine.com/projects/mishin
② マロニエゲート銀座2地下1階特設店舗(リアル店舗)
リアル店舗では、一部トートバッグの実物を販売するほか、南三陸ミシン工房が作ったポーチなどの小物も販売。南三陸町の現状や同工房の取り組みを紹介するパネルを展示します。開設期間は2月26日(金)~5月5日(水・祝)
【本プロジェクトにおけるそれそれの役割】
南三陸ミシン工房(代表理事・熊谷安利氏)
東日本大震災で被災した宮城県南三陸町で、代表理事の熊谷氏が被災地支援を行う中、地元の女性たちから「ミシンが欲しい」との声を聞き、全国からの災害寄付で購入した家庭用ミシンとアイロン、アイロン台、お裁縫セットを配布し、2011年秋にミシン講習会を開催したのが活動のはじまり。2013年3月に非営利活動法人として「南三陸ミシン工房」を設立し、同年4月から千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」のグッズを生産開始。2016年3月からは、オンラインショップでオリジナル商品を販売。現在は10人程度のメンバーで注文をこなし、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」の小物を縫製するなど、縫製技術に定評がある。
クラウドファンディングサイト「idea market(アイデアマーケット)」
読売新聞社が2019年10月1日に開設した購入型クラウドファンディングサイト。「日本のビジネスの、明日をつくる。」がコンセプトで、読売新聞グループの力を生かし、日本経済の活性化を目指す。①イノベーション(企業の新規事業や商品開発、ベンチャー企業支援)②地域活性化(地方自治体や地方の優良企業の支援)③文化・スポーツ・エンターテインメント(企業・団体の活動支援)の三つを軸に、企画を募集・掲載。
マロニエゲート銀座
2017年3月15日に「マロニエゲート銀座1」「マロニエゲート銀座2」「マロニエゲート銀座3」の3館体制でグランドスタートした商業施設。「マロニエゲート銀座2」「マロニエゲート銀座3」は百貨店「プランタン銀座」(1984年4月27日~2016年12月31日)を前身とし、読売新聞東京本社100%出資の株式会社マロニエゲートが運営。
タイコ・アソシエイツ
1990年代より、プランタン銀座のイメージイラストを手掛けたファッションイラストレーター、アイザック・ゼノウら一流イラストレーター・クリエイターのマネジメントに携わり、ファッションイラストレーションを展開する広告制作業務のほか、世界のイラストレーターたちのエージェンシー業務に取り組んでいる。2011年の東日本大震災では、世界中のアーティスト作品のTシャツを着て被災地に温かいハートを送ろうという救援プロジェクト「T-shirts Aid Japan」を主宰し、アーティストが提供した作品の売上収益の一部を被災者に寄付した。