【銀座 蔦屋書店】ピエール=エリィ・ド・ピブラック個展「Catharsis」を10⽉16⽇(土)よりTHE CLUBで開催。

Pierre-Elie de Pibrac, Catharsis 23, 2021, PhotographyCoal Pigment, 100 x 85 cm, © Pierre-Elie de Pibrac

 

パリ・オペラ座にてバレエ団に密着し制作。ダンサーの力強いエネルギーを幻想的に映し出す。

銀座 蔦屋書店内ギャラリーTHE CLUB(中央区 銀座 GINZASIX6F)では、パリ在住の写真家、ピエール=エリィ・ド・ピブラックの個展を開催。CHANEL NEXUS HALLでも展示歴のある作家の代表的なシリーズを18点展示。日本のギャラリーでは初公開となる。会期は10月16日(土)~ 11月13日(土)。

 

Pierre-Elie de Pibrac, Catharsis 23, 2021, PhotographyCoal Pigment, 100 x 85 cm, © Pierre-Elie de Pibrac

 

この度、THE CLUBはパリを拠点に活動するアーティスト、ピエール=エリィ・ド・ピブラックによる三部作「In Situ」より「Catharsis」展を開催いたします。



「In Situ」は、ピエール=エリィがパリ・オペラ座にて、2013-2014年と2014-2015年のバレエ公演期間中、バレエ団に密着し、制作したものです。ダンサーたちのあいだに慎重に溶け込むことでピエール=エリィは様々なふるまいを観察しながら、オペラハウスとバックステージでの生活を共にし、「In Situ」を完成させました。こうしたプロセスを経て撮影された作品は、ダンサーたちのエネルギーを力強くも幻想的に映し出しています。

“「Catharsis」はダンスに対するきわめて私的で抽象的なアプローチを反映しています。斬新なビジョンとユニークな技法により、ダンサーが舞台で発揮するエネルギーが、周りの空間へと広がっていくさまを捉えようとしました。バレエ演目が私に与えてくれた強い感情や衝動、発見や幻想を、写真的な観想へと置き換えようとしたのがこの作品です。それはどこか幼いころの記憶にも似ています。こうして生まれた力強いイメージは、自ずと表れた抽象性を通じて、様々なストーリーを生み出したのです。写真の前に立てば、そこから伝わってくるエネルギーと感情が少しずつ沁み込んでくるでしょう。そして、それをどう捉えるかはひとりひとりの心に託されているのです。”

-ピエール=エリィ・ド・ピブラック

 

 

・アーティストプロフィール

© Pierre-Elie de Pibrac

 

ピエール=エリィ・ド・ピブラック (1983 -)

パリ生まれ。写真家のポール・デ・コードンを祖父に持つ。ソルボンヌの MSGとEDHECビジネススクールを卒業した後、2009年から本格的に作品制作へ取り組む。2010年には、初の大規模シリーズ「American Showcase」をニューヨークで制作し、Archibooks より写真集 が出版されている。2011年には、アメリカで制作されたドキュメンタリーをもとに、「Real Life Super Heroes」シリーズを制作し、パリのグランパレで展示。
2013年から 2015年にかけては、パリ・オペラ座のバレエ団を追った、大規模な展覧会と書籍「In Situ : dans les coulisses de l’Opéra de Paris(In Situ -Behind the Scenes of the Opéra de Paris)」(クレメンティーヌ・ドゥ・ラ・フェロニエール社刊)を制作。この作品はパリフォトやパリフォト ロサンゼルス、マイアミのArtWynwood、キューバCasaVictorHugo、また 2020年には東京の CHANEL NEXSUS HALL、京都での Kyotographyにて展示された。
2016年から 2017年にかけて、キューバで「Desmemoria」と題したプロジェクトを行い、ヤング・インターナショナル・フォト・アワード 2019を受賞。同シリーズはピクテ賞 2021にもノミネートされた。グザビエ・バラルと一緒に出版した書籍は、HIPアワード 2020を受賞した。同シリーズは2019年にはアルルでも展示された。
また 2020年には、「Hakanai Sonzai」という新たなプロジェクトを日本で撮影し、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーとパリのギメ美術館にて展示されることが決まっている。彼の作品は、ローザンヌのエリゼ美術館、フランス国立図書館、アパチャー財団をはじめとしたコレクションに収蔵されている。

 

・展覧会詳細

「Catharsis」
アーティスト:ピエール=エリィ・ド・ピブラック
会期:2021年10月16日(土)~2021年11月13日(土)
時間:12時―19時
休廊:⽇曜、⽉曜
場所: GINZA SIX 6F THE CLUB(銀座 蔦屋書店内)
⼊場 :無料

感染症の拡大による生活様式の変化の中、多くの方に展覧会を安心してお楽しみいただけるよう、インスタグラム(@theclub.tokyo​)でも様々なコンテンツを発信してまいります。

今後の国・地方自治体から休業要請内容の変更等があった場合、それに準じて本展覧会の期間なども変更になる可能性がございます。こちらも弊廊HPやインスタグラムなどでお知らせいたします。

HP:http://theclub.tokyo/
Instagram:theclub.tokyo​
お問い合わせ:info@theclub.tokyo
紹介サイト:https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/22825-1535481013.html

 

 

Pierre-Elie de Pibrac, Catharsis 25, 2021, PhotographyCoal Pigment, 130 x 97.5cm, © Pierre-Elie de Pibrac

Pierre-Elie de Pibrac, Catharsis 27, 2021, PhotographyCoal Pigment, 130 x 97.5cm, © Pierre-Elie de Pibrac

 

・THE CLUB

丁寧なキュレーションのもと、⽇本ではまだ⽬にする機会が少ないコンテンポラリーアーティストを中⼼に、時代や分野を超えた展⽰を⾏って参ります。

 

 

住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6丁⽬10番1号 GINZA SIX 6F 銀座 蔦屋書店内
お問合せ:info@theclub.tokyo
営業時間:12:00-19:00
URL:http://theclub.tokyo/
Instagram:theclub.tokyo​

 

 

・店舗情報

銀座 蔦屋書店
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
電話番号: 03-3575-7755
営業時間:ホームページにてご確認ください。
ホームページ:https://store.tsite.jp/ginza/

 

 

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