江戸時代から信仰を集めてきた「幸稲荷神社」は、銀座一丁目の守り神とされ、商売繁盛や家内安全、縁結びのご利益があるとされる。
そこは今、大きなビル工事中なので、もしかしてと思い工事現場の人に訊いてみた。
「工事のため現在は永田町の日枝神社に祀られている。平成26年の初秋に、新ビルの東側に新設される」とのこと。貼紙には「日枝神社の方角(日比谷公園の方)へ遥拝すれば、願いが通じる」と書いてあった。
東京の街は今、どこも成長を続けている。でも古いもの、江戸時代のものがちゃんと残されていくのがわかって、なんだかほっとした。