【取材レポ】松屋銀座×牛めしの「松屋」が初コラボ!神戸牛を使ったプレミアム商品が登場する「松屋のニク活 in GINZA」

 

老舗百貨店の松屋銀座では、2025年5月1日に開店100周年を迎えることを記念して、1年を通して多彩なイベントを企画しています。その一つとして、4月9日(水)から15日(火)までの一週間は、地下食品売場で「肉グルメが大集合!松屋のニク活 in GINZA」を開催。
松屋銀座の常設店に加えて、このイベントのために集結した多彩なブランドから、メンチカツやステーキなど自慢の肉料理が展開されます。(計30ブランド)

目玉コンテンツとして、同じ「松屋」の社名をもつ縁から、松屋フーズが展開する大手牛丼チェーン「松屋」と初コラボが実現!

 

地下1階 食品催場 プレミアム松屋のブース

地下1階 食品催場 プレミアム松屋のブース

 

 就職活動中の学生から間違い電話を受けるなど、「どっちの松屋?」と混乱を招くことが多いという両社が「いっそ手を組んだら面白いのでは?」と、松屋銀座からのオファーで2019年に企画がスタート。コロナ禍で一時白紙になったものの、2025年の開店100周年のタイミングで企画を復活させ、今回の初コラボに至ったといいます。関連して、今年のエイプリルフールには、SNS上で松屋フーズのアカウントが松屋銀座の“乗っ取り”を敢行し、話題にもなりました。

「松屋銀座は100周年を迎えますが、まだまだ百貨店というものに敷居の高さを覚えるお客様もいらっしゃるのではないかと考えました。今回の松屋フーズ様とのコラボイベントを通じて、『松屋銀座はこんなに楽しい売り場なんだ』ということを、改めて発信できればという想いで仕上げてまいりました。ぜひ楽しんで会場をご利用いただければと思います」(松屋銀座 食品部 田中翔さん)

 



松屋銀座とのコラボで生まれた限定商品、左から「神戸牛牛めし」と「神戸牛牛めし肉大」、「雪国育ちの濃厚トンテキ」、「国産黒毛和牛のうまトマハンバーグ」

 

売り場では、松屋銀座が大切にする「高級感と親しみやすさ」をテーマに、神戸牛などこだわりの国産肉や国産米を使用した、ここでしか味わえない限定商品が4品登場。

「神戸牛牛めし」(1,100円)、「神戸牛牛めし肉大」(1,700円)、「国産黒毛和牛のうまトマハンバーグ」(1,300円)、「雪国育ちの濃厚トンテキ」(1,300円)と、いずれも松屋の看板メニューや期間限定の人気メニューを百貨店仕様にグレードアップさせたラインナップとなっており、調理はすべて現地で行っているといいます。

 

「神戸牛牛めし」(1,100円)

 

「神戸牛牛めし」「神戸牛牛めし肉大」には、神戸牛の脂の旨みを最大限に引き出す甘めのたれと、松屋で普段使用されている出汁の利いたたれを融合させた特製だれを使用。通常の牛めしよりも肉をやや厚切りにし、玉ねぎや付け合わせの紅生姜も国産にこだわった、松屋フーズ至上最高級の牛めしとなっているそうです。

松屋フーズ 商品開発部の熊谷雄樹さんは、本商品について「通常の牛めしは牛肉を煮て作りますが、それだと神戸牛の場合は脂がしつこくなってしまいます。そこで今回は、まず肉を焼き、余分な脂を落として旨みを閉じ込めてから煮詰めることにしました。イメージとしてはすき焼きのような調理法です」とこだわりを語りました。

 

実際に食べてみると、たしかに牛めしの具というよりはすき焼きを思わせる高級感のある味わい。噛み応えはありつつ、肉の繊維が柔らかくほどけていきます。タマネギも含めて全体的に甘みが際立っていますが、余分な脂が落とされているためかしつこさはなく、いくらでもガツガツかき込みたくなる美味しさでした!

なお4品とも、ご飯は粘り気があり、粒立ちやたれ通りが良い青森県産のブランド米「まっしぐら」を使用しているとのこと。

 

「国産黒毛和牛のうまトマハンバーグ」(1,300円)

 

「国産黒毛和牛のうまトマハンバーグ」は、国産黒毛和牛を使用したハンバーグと、黒毛和牛の旨みを引き立てる酸味が強めの特製トマトソースに、黄身の濃さが特徴の「マキシマムこいたまご」を使用した半熟卵を添えたお弁当。出来たてをすぐ食べられる通常の店舗とは異なるため、「冷めても美味しく、箸が通る柔らかなハンバーグ」に仕上げるべく、練り方や材料の配合など、かなりの試行錯誤があったそうです。

実際に冷めた状態のものを試食すると、しっかり柔らかさが維持され、肉肉しい食感も楽しめました。トマトソースはかなり酸味が際立っており、ニンニクと合わせてガツンと来るため、1食の満足度も高そうです。

 

「雪国育ちの濃厚トンテキ」(1,300円)

 

「雪国育ちの濃厚トンテキ」 は、“ニク活”イベントらしく、さらに肉を前面に出したがっつりメニューを、ということで企画された逸品。雪国育ちの甘味たっぷりの脂と柔らかな肉質が特徴の国産豚を150g使用した、ボリューミーなお弁当です。 松屋オリジナルのトンテキだれを使用し、青森県産にんにくを使用したフライドガーリックをトッピング。食べてみると、豚肉には適度な弾力もあり、4品の中で一番パワーのある仕上がりになっていました。

 

今回のコラボ出店により、「松屋フーズを利用していただいているお客様には上位互換的な要素として楽しんでいただき、ふだん百貨店を利用しているお客様には、松屋を利用していただくきっかけにしてもらえたら」とメッセージを寄せた熊谷さん。こだわりのつまった限定商品を味わえるのは15日(火)までの1週間のみですので、松屋ファン以外の方々もぜひ足を運んでみてください。

 

なお、「肉グルメが大集合!松屋のニク活 in GINZA」では、他にも松阪牛100%のメンチカツが人気の「銀座吉澤」をはじめ、実力派の肉料理ブランドや精肉ブランドが集結。また、 弁当・惣菜売場にある常設店でも、本イベントのために特別に作られた限定商品が展開中です。ラムチョップや金華豚の煎り焼きなど、個性豊かな肉料理が揃っていますので、自分の“推し肉”探しにもぴったり。こちらもぜひチェックしてください。
■公式のイベントページ⇒ https://www.matsuya.com/ginza/events/2025/0402/nikukatsu-in-ginza/
 

■販売商品例

銀座吉澤「松阪牛メンチカツ」 501円(1個) ※提供画像

千駄木腰塚「コンビーフTKG(卵かけごはん)」 1,381円 ※提供画像

12日(土)、13日(日)限定出店/ 荒木町 の弥七「の弥七特製 桜スパイスチキン・ラムチョップ」チキン(100g)1,080円 ラムチョップ(1本)972円 松屋銀座限定 ※提供画像

14日(月)、15日(火)限定出店/ 田原町 エンシア「牛ホホ肉のポルト酒煮込み~バターライスを添えて~」 1,728円(1個) 松屋銀座限定 ※提供画像

銀座アスター「金華豚の煎り焼き」 1,620円(1P) 松屋銀座限定 ※提供画像

ローマイヤ「国産黒毛和牛ローストビーフ〈肩 ステーキカット〉マッシュポテト添え」 2,484円 松屋銀座限定 ※提供画像

 

 

「肉グルメが大集合!松屋のニク活 in GINZA」概要

■会期:4月9日(水)~15日(火)
■会場:地下1階 弁当・惣菜売場、食品催場、地下2階 生鮮・グロッサリー売場
■対象フロアおよびニク活商品展開ブランド数:30ブランド
 食品催場10ブランド(※4ブランドは日替わり)
 地下1階弁当・惣菜売場 18ブランド
 地下2階生鮮・グロッサリー売場 2ブランド
■松屋銀座イベント公式ページ https://www.matsuya.com/ginza/events/2025/0402/nikukatsu-in-ginza/
 

※価格はすべて税込表記です。
※内容は2025年4月9日の取材会時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますので、詳細は松屋銀座の公式サイト等でご確認ください。

 

 

 

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