【銀座・和光】「たなごころで愛でる硝子四人展」を7月3日(木)より開催

「蜻蛉」 φ7.6×h5.7㎝

 

硝子工芸作家4人による展覧会

銀座・和光では、7月3日(木)~13日(日)の期間、セイコーハウスホールにて、「たなごころで愛でる」をテーマに、秋葉 絢氏、川北友果氏、元木庸子氏、山崎 葉氏の4人の硝子工芸作家によるグループ展を開催いたします。

 

秋葉 絢氏は、日常で感じるささやかな幸せを、まるで宝物を集めるように、コアガラスやバーナーワークの技法でかたちに表していきます。

川北友果氏は、同じくコアガラスの技法で、身近な草木花をモチーフに、すり硝子の持つ透過性、光との関係を意識した表現に取り組んでいます。

元木庸子氏は、宙吹き硝子にサンドブラストで絵柄を彫った後、エナメル彩を幾重にも重ね奥行きのある彩り豊かな世界を創作しています。季節の移ろいや生き物が見せる一瞬の生命の煌めきをガラスの中に閉じ込めた作品が魅力です。

身近な動植物の「生」への静かな執念に惹きつけられるという山崎 葉氏は、自身で吹いた透明な硝子にエナメル彩で心が動いた瞬間を描き留めます。



今展では、蓋物や器、オブジェ、帯留め、トンボ玉など、作家それぞれの想いが込められた、掌中に収まる美しくて愛らしい作品が一堂に会します。日々の暮らしに彩を添える小さな宝物の数々をぜひ会場でご覧ください。

 

「路傍のオアシス」φ6.6×h4.5cm

 

秋葉 絢(あきば・あや)

1978年 神奈川県に生まれる
2003年 多摩美術大学美術学部工芸学科ガラスコース卒業
    大学卒業後より、個展、企画展などの活動を行う
2012年 日本のガラス YGP展(代官山ヒルサイドフォーラム、ほか)
2019・22年「秋葉 絢ガラス展」(北澤美術館)

 

「花手水 淡葵(はなちょうず あわあおい)」 φ5.7×h3.2cm、トンボ玉 各φ2.4~2.5㎝

 

川北友果(かわきた・ゆうか)

1972年 三重県に生まれる
1994年 バーナワークでトンボ玉の制作を始める
2002年 木工家・川北英三氏とともに工房「イフウ」を設立
2010年 コアガラス技法による作品制作を始める
以降、個展・グループ展に出品

 

「蜻蛉」 φ7.6×h5.7㎝

 

元木庸子(もとき・ようこ)

1972年 東京都に生まれる
1994年 東京理科大学理学部応用化学科卒業
2004年 父・黒住正敬に師事
2005年 彩グラススタジオ/川崎市 吹きガラス講座受講(~09年)
2010年 神奈川県横浜市に工房を構える

 

(左から)「合歡木(ネムノキ)と猫」φ6×h7.3cm、「凌霄花(ノウゼンカズラ)と猫」φ5.4×h7.1cm

 

山崎 葉(やまざき・よう)

1978年 山梨県に生まれる
2003年 多摩美術大学美術学部工芸学科ガラスコース卒業
2015年 個展「花謳う」(北澤美術館)(17年、24年)
2017年 個展「ー花影ー」日本橋三越 本店本館 6階 美術工芸サロン(20年「ー花笑みー」、23年「ー記憶のかけらー」
2018年 朝日新聞 特集「彼女の10年」記事掲載
2023・24年 日本伝統工芸展 入選

 

 

「たなごころで愛でる硝子四人展」
7月3日(木)~13日(日)

会場:セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階)
お問い合わせ先:03-3562-2111(代表)
営業時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)
休業日:無休
入場料:無料
主催/和光

◎和光ホールは、「セイコーハウスホール」へ名称変更しました。
セイコーグループ事業全般に関連する展示や、アーティストとの共創など、世界に向けてさまざまな発信をしてまいります。

営業時間および催事は予告なしに変更する場合がございます。
最新の情報は、ホームページをご覧ください。

ホームページ
https://www.wako.co.jp/

インスタグラム
https://www.instagram.com/wako_ginza_tokyo/

美術専用インスタグラム
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【株式会社 和光】プレスリリースより

 

 

 

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