銀座に咲いた3つの桜の話。
1)数寄屋橋交番を覆うように咲いた桜。これを「はぐれ桜」と言う。寄り添うような「はぐれっ子」の像。迷子になった子どもとの再会場所。
2)「ミキモトの桜」。ここにはクリスマスツリーや門松も飾られるが、春は桜だ。この2本の桜はこの後、一本は東京近郊へ、そしてもう一本は東日本大震災の一日も早い復興、復旧を願って東日本へ送られる。
3)「あんぱんのおへそ」。「あんぱん」は明治7年(1874年)銀座「木村屋」で誕生した。このパンのおへそには「桜の塩漬け」がのせられていて、中の餡の甘みをいっそう際立たせている。