銀座デジカメ散歩−58「ガラスの交番」



この四丁目の交番は1989年3月、東京都の文化デザイン事業の一環として建てられた。「デザイン交番」というのだそうだ。

数寄屋橋のは1982年だが、そのころから「KOBAN」という文字も使われだした。赤い郵便ポストがだんだん街からなくなり、公衆トイレが整備されだした。バブル景気で、地価高騰の頂点だった頃だった。

四丁目のこの交番はガラスが多用され、それが鏡になっている。周囲の建物をみんな写し取るから、まるで街の景色をコラージュしたようだ。見ようによっては現代芸術の作品にも見える。

Top