銀座デジカメ散歩-100「横丁の突き当たりは、歌舞伎座」

「みゆき通り」を築地の方へ歩いていた。「昭和通り」を横切り最初の道を左折すると、路地の先に白い大きなビルが、左右の建物に挟まれて窮屈そうに建っていた。新装となった歌舞伎座だ。



「デジカメ散歩」はこれで100回目。街歩きをしていると、地図からは想像ができない風景に出くわすから、カメラは散歩の道具として欠かせない。

この辺りには他にも「新橋演舞場」があり、日本の伝統の雰囲気が漂っている。クリスマスのあと、暮れと正月を実感するようになるといつも、なにやら日本的な気分になって、歌舞伎や能の公演に足を運んだものだった。

歌舞伎座は建て替えられ、銀座の街も変貌しつつある。デジカメを持っての銀座散歩は、いつも新鮮な驚きに満ちている。

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