劇場型レストラン&ラウンジ水戯庵では、令和天皇の御即位を記念し、来たる10月20日(日)、10月21日(月)、10月22日(火)の3日間、雅楽・能楽・神楽による祝賀宴を開催します。
即位の日の前前夜、前夜にあたる20日、21日は、日本の古典「万葉集」、「古事記」に所以する演目である、「岩船」「天孫降臨(てんそんこうりん)」を。即位の儀当日にあたる、22日は、宮家の式典を彩る「雅楽」の調べと共に、優雅な舞楽で、令和の幕開けを祝いの宴を愉しんでいただく事のできる3日間なっております。
お料理と共に、伝統芸能・工芸を五感で感じ、愉しみ、祝う、令和の幕開け。
日本酒、日本ワイン、お茶に舌鼓をうちつつ、新たな時代の幕開けを水戯庵で過ごしてみては如何ですか?
【公演概要】
10月20日(日) 演目:能/金春流 「岩船(いわふね)」
10月21日(月) 演目:神楽/石山社中 「天孫降臨(てんそんこうりん)」
10月22日(火) 演目:雅楽 「萬歳楽、童舞」
第1部:11時15分開演、11時開場
第2部:13時45分開演、13時半開場
第3部:19時開演、17時半開場
お席料金:7,000円~(税込/お一人様)
1日目:能楽「岩船」
岩船とは、「天の岩船(あまのいわふね)」と呼ばれ、諸神が高天の原から降臨なさる時に乗る船と言われており、万葉集にも天の岩船伝説として記載されています。
能「岩船」では天皇の御代の繁栄を願う為、天上界の宮殿の宝物を、岩船に積んで捧げに行くという祝言演目です。今回は岩舟が住吉海岸に到着し八大竜王が、海上を舞いながら宝を運ぶ場面を上演致します。実際の舞台では龍神は一人ですが、8人の竜神が登場している様子を想像してご覧ください。
2日目:神楽「天孫降臨」
「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」が天照大神から三種の神器を授かり、諸神を引き連れて初めて地上に降り立つ場面を演じます。
瓊瓊杵尊は天孫で五穀豊穣の神様です。“天孫”の「天」は天津神(アマツカミ/天上界の神様)である天照大御神を指し「孫」は天照大御神の直系の子孫を意味します。鉾を逆さに持っているのは、武器の必要のない平和な世の到来を宣言したことを表しています。新しい令和という御代の幕開け、新天皇の御即位の年にふさわしい祝賀の演目となっております。
3日目:雅楽「萬歳楽」
1300年以上の歴史を有する雅楽は、宮中の儀式をはじめ、寺社の式典、折々の節会や殿上人の御遊で奏楽されていました。「萬歳楽」は中国、唐時代において,賢王が国を治めるときに鳳凰が飛来して「賢王万歳」とさえずったと伝えられるところから,鳥の声を音楽とし,飛ぶ姿を舞に作ったと言われます。日本に伝えられた後は、祝賀の曲として即位大礼などの機に奏されることが多く、新天皇即位を祝い伊勢神宮はじめ所縁の地で献奏されています。
※3日間通しチケット:3日間、毎日全ての演目をご予約いただくと、お席料金が20%オフになるお得なチケットも数量限定で用意しております。詳しくは、予約デスクまでご確認ください。
【料理】
即位の宴を祝して、期間限定で、アパタイザーとドリンクのセットを皆様に提供させていただきます。期間限定の特別なお料理と、お飲み物を楽しみながら、演目を御覧いただける特別な演出となっております。
【水戯庵について】
店名: 水戯庵(すいぎあん)
住所: 東京都中央区日本橋室町2-5-10 B1F
アクセス: 東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅A6出口より徒歩1分、コレド室町2直結
営業時間: 11:00-23:30 (L.O.23:00)※曜日により営業時間が異なります。
定休日: 不定休
座席: 50席
電話番号: 03-3527-9378(受付時間:10:00-20:00(平日)/10:00-19:00(日曜、祝日)
公式ホームページ:https://suigian.jp
-水戯庵の想い-
東京の中心地である日本橋に佇む、由緒正しき福徳神社に隣接する福徳の森。その福徳の森の地下にオープンする「水戯庵」は、世界無形文化遺産にも登録され、日本最古の芸能である「能楽」をはじめとする日本の伝統芸能が愉しめる空間で、日本を代表する寿司、お酒、甘味を五感で味わうことができる新感覚の劇場型レストラン&ラウンジです。
最先端の技術を活かしながら、伝統的な日本を感じさせるアート展覧会「アートアクアリウム」や伝統産業を現代アートにかえる展覧会「江戸桜ルネッサンス」を中心に、これまでも独自の手法と和の世界を表現してきた木村英智。「アートアクアリウム」が誕生して10年が経過し、日本文化と真剣に向かい合う中、伝統工芸や伝統産業、そして伝統芸能の魅力を新たな手法で表現したいという想いが強く芽生えてきました。そんな木村英智の想いを体現したお店が「水戯庵」です。
「日本を嗜み愉しむ」を基本コンセプトとし、店内は日本が誇る巧緻を極めた伝統工芸の要素を取り入れた室礼となっており、粋で艶やかな和の空間が広がります。中央には、江戸末期に狩野派絵師が描いた鏡板が象徴的な三間四方(約5.4m)の舞台を設置し、能や狂言、日本舞踊を始めとする伝統芸能が毎日繰り広げられています。
この舞台には、能楽五流派(観世流、宝生流、金春流、金剛流、喜多流)、能楽囃子方各流派、狂言二流(大蔵流、和泉流)の他、京舞井上流、日本舞踊花柳流、藤間流、琉球舞踊宮城流、文楽、雅楽といった、日本の伝統芸能を代表する各流派が日替わりで出演する、日本でも唯一の場所です。
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
水戯庵 広報:若月
Tel:03-3527-9378
E-Mail:press@suigian.jp