銀座5丁目の商業施設EXITMELSA(イグジットメルサ)1階フロアに、新しいスイーツスポット「GINZA SWEETS MARCH(ギンザ スイーツ マーチ)」が2022年4月27日オープンしました!
全12店舗のうち、第1号店が3店舗、東京初出店が4店舗、商業施設初出店が2店舗と、スイーツ好きなら注目せざるを得ないラインナップの話題のお店が集結! オープン前日に行われた報道向け内覧会に参加してきましたので、食レポを交えながらフロアの様子をご紹介します。
※掲載した情報は内覧会時点のものです。商品の詳細やラインナップなど、オープン後に変更されている場合がありますのでご了承ください。
多彩なスイーツショップ12店舗が集結!GINZA SWEETS MARCH
中央通りに面した1階フロアを全面リニューアルして誕生したGINZA SWEETS MARCHのコンセプトは「あなたへ、がんばった私へ、とっておきの贈り物を」。たくさんの魅力的なスイーツたちが、元気よくマーチ(行進)しているような賑やかな場所を目指してつくられました。
軒を連ねる12店舗の中には、スペインの三ツ星レストランの元シェフが監修した極上のバスクチーズケーキ専門店の第1号店や、都内初出店の人気パティスリーなど、ほかではなかなかお目にかかれないお店が多数!
マーチのようにワクワクと心躍る空間で、訪れた人々の元気を後押していきたいという想いがつまっています。
【日本初!第1号店①】 Petitrier(プティリエ)/ メレンゲ菓子専門店
【日本初!第1号店②】JÉRÔME cheesecake GINZA(ジェローム チーズケーキ ギンザ)/ バスクチーズケーキ専門店
【日本初!第1号店③】金田屋(カナダヤ)/ 進化系フルーツ大福
【東京初出店①】 日向利久庵 / 栗菓子専門店
【東京初出店②】 Sagamiya銀座 rev.1 / 焼き菓子専門店
【東京初出店③】 pâtisserie J’ouvre(ジューブル)/ パティスリー
【東京初出店④】 あんこの勝ち / あんこスイーツ専門店
【商業施設初出店①】 シヅカ洋菓子店 自然菓子研究所 / 洋菓子
【商業施設初出店②】 ミラノ ドルチェ トレ・スパーデ / パティスリー
先行出店店舗からは限定商品も!「ショコラティエ パレ ド オール」「Pâtissier Tokano TOKYO」「銀座文明堂」
フロアをぐるっとひと巡りしてしましたので、初の実店舗を構えた3店舗から紹介していきます。
【日本初!第1号店①】 Petitrier(プティリエ)/ メレンゲ菓子専門店
これまでオンラインショップを中心に販売していた「Petitrier(プティリエ)」は、さまざまなスイーツを引き立てるメレンゲの隠れた魅力を伝える、メレンゲ菓子専門店です。
コンセプトは「メレンゲの新しい口どけに出会える」。店頭にはふわふわな生のメレンゲがのった『焦がしチーズのメレンゲタルト』や、サクサクで口どけのいいカラフルなメレンゲとクッキーの詰め合わせ『メレンゲとクッキーのアソート』など、メレンゲのいろいろな食感や食べ方を楽しめるスイーツが並んでいました。
今回のオープンに関連して、在日フランス大使館総料理長セバスチャン・マルタン氏が監修したスイーツ『Plaisir citron praliné(プレジール シトロン プラリネ)』が新発売! イタリアンメレンゲの下に、レモンクリームやプラリネクリーム、ヘーゼルナッツのビスキュイなどが層になっていて、爽やかにいただける一品とのことです。
見ているだけで気分が急上昇する、かわいい商品でいっぱいのお店でした!
■Petitrier 公式サイト https://www.petitrier.com
【日本初!第1号店②】JÉRÔME cheesecake GINZA(ジェローム チーズケーキ ギンザ)/ バスクチーズケーキ専門店
スペインの三ツ星レストランでヘッドシェフを務めたジェローム・キルボフ氏が監修する極上のバスクチーズケーキ専門店「JÉRÔME cheesecake GINZA(ジェローム チーズケーキ ギンザ)」の常設店が日本初オープン。
店頭に並ぶスイーツは看板商品である『JÉRÔMEバスクチーズケーキ』のホールかピースカットのみで、同商品への並々ならぬ自信を感じました。今後は季節限定商品なども展開していくようです。また、店頭ではケーキのために新たに考案されたオリジナルブレンドのオーガニックコーヒーやテーブルウェアなども販売されていました。
『JÉRÔMEバスクチーズケーキ』は、スペイン・バスク地方のチーズ、北海道産のフレッシュなクリームチーズなど、厳選した食材を贅沢に使用したもの。1ホールで直径17cmほどあるそうです。「口に入れた瞬間の口溶けや、とろっとした食感が特徴」とのこと。
1ピースを自宅に持って帰って食べてみました。
口に入れると、ものすごくスモーキーな風味に驚きました。コンビニで売っているバスクチーズケーキとは全然違う……! 甘さ控えめで、重厚なコクの中にほんのり酸味もあってとてもおいしいです。おつまみに燻製チーズを食べる感覚でお酒とのペアリングも楽しめそう。確かに、口溶けはうっとりするほどなめらかでした。食べ終わった後の余韻が幸せです……。価格はお高めですが、それに見合った感動がありました。
■JÉRÔME cheesecake GINZA 公式サイト https://jerome-cheesecake.com
【日本初!第1号店③】金田屋(カナダヤ)/ 進化系フルーツ大福
フルーツを飾り付けた、洋菓子のような至高のフルーツ大福を販売する「金田屋(カナダヤ)」もこちらが第1号店。オンラインでも手に入らない、現在本当にここでしか商品を買えないお店です。
店頭に足を運んで驚いたのは、商品を並べるショーケースが存在しないこと。シックな黒で統一された空間を贅沢に使い、サンプルだけがくるくる回っていました。カウンターで注文を受け、バックヤードから出来上がった商品を出すスタイルで販売するとのことです。
商品の土台となっているのは竹炭を練り込んだ黒い求肥で、中には北海道産小豆を使用した白あんとこだわりのチーズクリームが入っています。その上に旬の厳選フルーツをデコレーションしているそう。美しい……。
黒い求肥をフルーツという宝石を置く石(クッション)に見立てた和洋菓子は、一つ一つ丁寧に化粧箱に入れています。開けたときにまず目で楽しめる、これまでになかった斬新な進化系大福です!
オープン時には4種類のみの販売で、徐々に種類を30種類前後まで増やしていく予定とのことでした。アールグレイ、ピスタチオをはじめ、あまり大福には使わないような食材もラインアップされるそうで、これから注目を集めそうですね。
■金田屋 公式サイト https://kanadaya.co.jp
【東京初出店①】 日向利久庵 / 栗菓子専門店
関西や九州で話題の4店舗が東京へ初進出しました!
まずご紹介するのは、著名人のファンも多いという、隠れた栗の名産地・宮崎県の栗菓子専門店「日向利久庵」。新鮮な栗を職人が一つひとつ丁寧に菓子に仕立てています。栗をあまり甘くしすぎず、栗本来の味わいを引き出すような商品づくりを心掛けているそう。
看板商品は『栗利久』。栗を練り込んだあんに栗の渋皮煮をまるごとのせ、その上から黒糖ようかんをかけた贅沢なスイーツです。上品で高級感があって、きちんとした場面でのご挨拶でも活躍間違いなしですね。
また、銀座店限定で『くりおはぎ』が登場します! 「栗の優しい甘さと、ごはんの自然な甘さと旨味で調和がとれていて、何個もいけちゃうような商品」とのことでした。
■日向利久庵 公式サイト https://hyugarikyuan.co.jp
【東京初出店②】 Sagamiya銀座 rev.1 / 焼き菓子専門店
箱根湯本で人気の焼き菓子専門店「箱根Sagamiya」の銀座限定店舗「Sagamiya銀座 rev.1」では、キャラメルの甘さとナッツの香ばしさが魅力の名物オリジナルスイーツ『ナッツヴェセル』を販売。
高温で焼いてカリっと仕上げたハードキャラメルは夏でも溶けないというからうれしいですね。片手で持てる『ナッツヴェセル ミニ』(1個/税込210円)から大きな板状の『ナッツヴェセル ハイクラス』(税込1,717円)まで、用途に合わせていろいろなサイズ・個数で購入できます。
『ナッツヴェセル ミニ』を一ついただきましたが、かなりハードな固さに驚き。カリカリというかガコッガコッという歯ごたえを楽しんでいると、キャラメルのほろ苦い香ばしさがほわり……。アーモンドや落花生、松の実などさまざまなナッツが所狭しと入っているので、風味がしっかり感じられるのはもちろん食感も楽しいです。全体として甘すぎないスイーツで、手のひらサイズですがかなり食べごたえがありました。
なお、こちらのナッツやドライフルーツがたっぷり入った『ザ・ケーキ』は銀座店限定。見ただけでおいしさが伝わってきますね……。ブランデーとの相性が抜群とのことで、お酒好きさんへのプレゼントにも。
■箱根Sagamiya 公式サイト https://sagamiya-honten.co.jp
【東京初出店③】 pâtisserie J’ouvre(ジューブル)/ パティスリー
名古屋で人気のパティスリー「pâtisserie J’ouvre(ジューブル)」は、何気ない日常に彩りを添える、スタンダードな洋菓子を独自のノウハウで進化させたワンランク上のスイーツを販売しています。
一番人気の『ティラティス』シリーズは、コクとまろやかさ、後味の軽やかさが特徴の豆乳のクリームと、マスカルポーネのような濃厚な旨みのある発酵豆乳クリームを使用したティラミスとのこと。瓶に入っていて大変フォトジェニック! プレーンやルビーチョコ&ラズベリーなど、思わず複数のフレーバーをそろえたくなります。
透明なボックス入りで持ち運びに便利、かつ美しい断面にうっとりできる『苺ショートケーキ』や、まるでアイスキャンディーのような見た目のスティックパウンドケーキ『デコフラスティック』など、華やかでキュートなスイーツは自分へのご褒美にもぴったり!
■pâtisserie J’ouvre 公式サイト http://jouvre.jp
【東京初出店④】 あんこの勝ち / あんこスイーツ専門店
2021年12月に大阪でオープンしたあんこ菓子専門店「あんこの勝ち」は、あんこをシュークリームやプリン、タルトなど誰もが知る洋菓子とコラボさせ、あんこの新しい楽しみ方と可能性を提案しています。
面白い店名は、「あんこはどんなスイーツとも合うけれど、最後に残る余韻ではあんこが必ず勝つ!」という確信のもとつけられたそう。
中でも『AN しゅーくりーむ』と『AN ぷりん』という商品は、糖度の異なる3種類のあんこをその日の気分で選べるのが面白いポイント。つぶあん(糖度60度)、こしあん(糖度52度)、皮むきあん(糖度45度)は微妙に色も違いました。3種類そろえて買って食べ比べてみるのもおもしろそうですね。
というわけで看板商品の『AN しゅーくりーむ』を3種類、持ち帰っていただきました。
北海道産小豆のあんこ・カスタード・生クリームの3層仕立てになっています。あんこのどっしり感のおかげか、持ち帰り時にかなり揺らしましたがまったく形が崩れていません。
見た目にはカスタードと生クリームがバランスよく入っていますが、食べてみるとあんこの存在感がダントツで大きいです。余韻を待つまでもなくあんこの勝ち!
小豆の風味と甘さのバランスがよく、カスタードと生クリームとの舌触りの相性も抜群だったので、筆者はつぶあんが特にお気に入り。シュー生地がみっちり固めで、一つでもかなりお腹にたまったので、食後のデザートよりは3時のおやつなどにおすすめです。
銀座店限定のスイーツとして『AN もんぶらん』があり、1日20個限定! なめらかなクリームに栗の甘露煮を入れた、こしあんのもんぶらんにココアパウダーとチョコクランチがトッピングされた商品です。
■あんこの勝ち 公式サイト http://www.annokachi.com
【商業施設初出店①】 シヅカ洋菓子店 自然菓子研究所 / 洋菓子
ピエール・マルコリーニ出身のシェフが手掛ける白金高輪で人気の自然派洋菓子店「シヅカ洋菓子店 自然菓子研究所」は2021年にオープンし、今回が商業施設初出店です。
地球環境への負荷が小さいサスティナブルな栽培方法で収穫された優しい原料をシンプルに使用して商品がつくられているそう。本店とほぼ一緒の品ぞろえとだというからうれしいですね。
ビスケットをはじめとする焼き菓子をメインに展開していて、看板商品は『NO.1 シズカ ビスケット』という、同店の代表的な6種類のナチュラルビスケット(ハニー、紅茶、全粒粉、ダブルカカオ、レーズン、フロランタン)の詰め合わせ。 ナチュラルテイストで軽やかな見た目ですが、ベーキングパウダー不使用で、原料を大きく膨らませているわけではないので、密度がギッチリつまってとても重いのだとか。
自然派と聞いて「素朴で薄味なのかな?」とイメージしていましたが、尋ねてみると「そう思われがちですが、実は逆で、原料の旨味をしっかり引き出しているので味わいがとても濃いんです!」とのこと。「驚きますよ~」と自信のにじむ笑顔を見せていただきました。気になりますねー!
■シヅカ洋菓子店 自然菓子研究所 公式サイト https://www.shizuka-labo.jp
【商業施設初出店②】 ミラノ ドルチェ トレ・スパーデ / パティスリー
北ミラノ伝統の『ミラノプリン』が名物の「ミラノ ドルチェ トレ・スパーデ」は、「美味しいでお客様を幸せにするお店にしよう」をスローガンに2015年に奥麻布でオープンした実力派パティスリー。
イタリア料理のオスカー賞とも呼ばれるクォーコドーロ金賞を受賞したオーナーシェフがつくった、添加物をほどんど使っていない濃厚でクリーミーな『ミラノプリン』。見た目は固そうですが、オーブンで焼いているのでゼラチンで固めたプリンとは違う口溶けの良さが楽しめるとのこと。新発売の商品として『糖質制限 きなこ』(税込500円)という砂糖を一切使っていないラカント100%のフレーバーも販売されていました。
自宅で『ミラノプリン プレーン』を食べてみました。薄型で自立するプリンは手で普通につかめるほどしっかりした固さがありましたが、口に入れると舌の上でねっとりと溶けていきました。これもおいしい~~~! 上品なバニラの風味が、ぱっと華やぐように口に広がるのがいいですね。食感は少しチーズケーキに近いかも? ミニサイズですが大変濃厚なので満足感がありました。
また、銀座店限定商品として、小麦粉を使っていないアーモンドパウダー100%の焼き菓子『ミニョン』が4種類のフレーバーで登場しています。ミラノ風のかわいいパッケージと合わせてチェックしてください。
■ミラノ ドルチェ トレ・スパーデ 公式サイト https://www.milanoplin.com
先行出店店舗からは限定商品も!
グランドオープン前から同施設で営業していた店舗でも、注目の限定商品の販売があります。
カカオ豆の選別から全工程を手がける自家製チョコレートを使用し、カカオとチョコレートのあらゆる可能性を探求するチョコレート専門店「ショコラティエ パレ ド オール」では、数量限定商品として『銀座ティーコレクション』を発売。
自家製チョコレートをベースに、様々な茶葉を組み合わせて味わいを引き出したというコレクションBOX。宇治茶の老舗「放香堂」の抹茶「天慶」を使用した、鮮やかな緑色と上品な香りが特徴のショコラなど、8種類のお茶ショコラが楽しめるお茶好きな方は見逃せないアイテムです。
また、コロナ禍で休止していた、バラ売りのボンボンショコラのチョイス販売が銀座店先行でスタートしています。内覧会時点ではフランボワ、カシス、コニャック、ウイスキーなど17種類のショコラから選べました。好きな味を好きな個数で、ちょっとリッチな自分だけのお気に入りのBOXをつくってみましょう。
■ショコラティエ パレ ド オール 公式サイト https://www.palet-dor.com
毎日食べても飽きないお菓子をつくり続ける名古屋の人気パティスリー「Pâtissier Tokano TOKYO」では、さまざまなオープン記念イベントを5月8日(日)まで開催。2時間半焼き上げて皮がカリカリパリカリに仕上がった看板商品シュークリーム『シューアラクレーム』(税込302円)をはじめとする人気商品3種類が、特別価格で250円になるセールなど、ぜひともGW中に足を運びたいところ。
また、日本でも希少な椿はちみつを使用した「椿はちみつフィナンシェ」を限定販売。
一ついただきましたが、たしかにお花っぽい香りがふわっと香るように感じます。かむとはちみつの深い甘みがジュワリとしみ出すかのようなしっとり具合で大変おいしい一品! 紅茶にもコーヒーにも合うかと。変にべたつかず、後を引かないのもタイミングを気にせず食べられそう。
■Pâtissier Tokano TOKYO 公式サイト https://tokano.jp/tokyo
最後に、1900年に⻑崎で創業し、1922年に東京進出してから今年100周年を迎える「銀座文明堂」では、この節目の年に『100周年記念カステラ』を期間限定で販売中です。100周年特設サイトでは100周年を記念するさまざまなイベントが告知されていますので、ぜひあわせてご確認ください。
■銀座文明堂 公式サイト https://www.bunmeido.co.jp
■100周年特設サイト https://www.bunmeido.co.jp/100th
「かわいい!」とテンションが上がるスイーツから、「なんだこれ!?」と驚きが先に出るスイーツまで、バラエティに富んだ商品を購入できる新スポット・GINZA SWEETS MARCH。銀座にお立ち寄りの際はぜひ足を運んでみてください。
EXITMELSA概要
・所在地:東京都中央区銀座五丁目7番10号
・交 通:東京メトロ銀座駅A2出口より徒歩2分
・営業時間:11:00~20:00
(飲食店 : 11:00〜23:00 ※一部の店舗を除く)
・公式インスタグラム:https://www.instagram.com/exitmelsa_ginza/
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