ポーラ美術振興財団の助成作家8名を前後期に分けて紹介「ポーラ ミュージアム アネックス展 2021 -主体と客体-」2月7日(日)まで

 
若手アーティストによるグループ展
 
ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)では、「ポーラ ミュージアム アネックス展 2021 -主体と客体-」を開催中です。

 

 

本展では過去に公益財団法人ポーラ美術振興財団での若手芸術家の在外研修に対する助成に採択されたアーティストの作品を展示します。ポーラ ミュージアム アネックスでの作品発表を今後の活動に活かしていただきたいという趣旨により開催するものです。

今回も昨年に引き続きポーラ美術館館長 木島俊介による監修のもと、前期・後期に分けて合計 8 名の作家をご紹介します。前期となる今回は「主体と客体」をテーマに伊佐治雄悟、石川洋樹、谷本めい、脇田常司の作品を展示します。なお、後期は 2021年3月18日(木)から4月18日(日)まで開催予定です。

公益財団法人ポーラ美術振興財団による若手芸術家の在外研修に対する助成事業は、35 歳以下のアーティストを対象に海外での研修を援助し、更に活発な創作活動を奨励しようとするもので、毎年実施されています。

 

 



 

 

 

 

 

 

∥ 展覧会概要 ∥
展覧会名:ポーラ ミュージアム アネックス展 2021 – 主体と客体 –
会期: 年 1月15日(金) – 2月7日(日)【24日間】*会期中無休
会場:ポーラ ミュージアム アネックス(〒104-0061 中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル 3 階)
主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団
開館時間:11:00 – 18:40
入場無料 / web による事前予約制(入場枠に空きがある場合のみ予約なしで入場可能)

 

 

∥ 監修者プロフィール ∥
木島 俊介:ポーラ美術館館長。1939 年鳥取県生まれ。慶応義塾大学文学部卒業、美学・美術史専攻。フィレンツェ大学、ニューヨーク大学大学院、同美術史研究所に学ぶ。群馬県立近代美術館館長および群馬県立館林美術館館長、共立女子大学教授等を務め、現在、同大学名誉教授、東急文化村ザ・ミュージアム プロデューサー。主要著書は、『美しき時祷書の世界』(中央公論社)、『アメリカ現代美術の25人』(集英社)、『女たちが変えたピカソ』(中公文庫)、『名画が愛した女たち 画家とモデルの物語』(集英社)、『クリムトとウィーン』
(六耀社)、翻訳書に『ヨーロッパの装飾芸術 全3巻』(中央公論新社)など。

 

 

∥公益財団法人ポーラ美術振興財団の活動概要∥
公益財団法人ポーラ美術振興財団では、美術分野などの若手芸術家及び美術の専門職員に対する助成活動を行っています。日本の芸術分野の専門性を高めるため研究活動テーマを広く一般から募集し、有識者で構成される選考委員会によって採択されています。
【参考資料:令和 2 年度助成採択内容】
(1)若手芸術家の在外研修に対する助成  17件 4,622万円
(2)美術館職員の調査研究に対する助成 12件 2,164万円
(3)美術に関する国際交流の助成 12件 1,990万円

 

 

∥ 作家プロフィール ∥

伊佐治 雄悟
ISAJI Yugo

伊佐治雄悟 「bowl」 2015 陶製茶碗、金継ぎ 130x120x50

 

1985 年 岐阜県生まれ
2008 年 多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業
2019 年 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員(スウェーデン)
(主な展覧会)
2020 年 個展「Second Hand World」Art Center Ongoing(東京)
「きのふいらしつてください」彗星倶楽部(金沢)
個展「rehabilitation」Gallery Bageriet(スウェーデン/ヨーテボリ)
2018 年 個展「SHOW CASE GALLERY」横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜)
2017 年 個展「イサジパターン 3」Art Center Ongoing(東京)
「輸送芸術」伊日美學台中藝術空間(台湾/台中)
「New works」The Drawing Room Gallery(フィリピン/マカティ)
2016 年 個展「things behind things」The Drawing Room Gallery
(フィリピン/マカティ)
2014 年 個展「イサジパターン 2」Art Center Ongoing(東京)
2013 年 個展「そういうテクノロジー」Gallery Coexist-Tokyo(東京)
http://www.isajiyugo.com/

 

 

石川洋樹
ISHIKAWA Hiroki

石川洋樹 「Arrhythmia」 2019 3 Channel video installation

 

1987 年 茨城県生まれ
2011 年 東京芸術大学彫刻科 卒業
2014 年 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了
2017 年 公益財団法人野村財団 奨学助成 (イギリス / ロンドン)
2019 年 ロンドン大学ゴールドスミス校 MFA 修了
2019 年 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員 (イギリス / ロンドン)
(主な展覧会)
2020 年 個展「Temporary Satisfaction」Fitzrovia Gallery (イギリス / ロンドン)
2019 年 「中之条ビエンナーレ」旧廣盛酒造 (群馬)
「Sea2_serafim」Seager Gallery (イギリス / ロンドン)
「APT open studio」APT (イギリス / ロンドン)
「Black Swan arts open」Black swan arts (イギリス / フローム)
2018 年 「Surge」East wing Biennale / The Courtauld institute of Art / Somerset House (イギリス / ロンドン)
「Gold X」Deptford X (イギリス / ロンドン)
https://www.hirokiishikawa.net/

 

 

谷本めい
TANIMOTO Mei

谷本めい 「Ay 【Ceramic drawings #1】」 2020年 13×20×8cm セラミック

 

1991 年 東京都生まれ
2014 年 東京藝術大学美術学部絵画専攻油画科卒業
2015 年 神山財団 奨学生
2016 年 東京藝術大学大学院美術研究科壁画第2研究室修了
2017 年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程油画研究領域壁画専攻 在籍中
2019 年 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員(トルコ)
(主な展覧会・活動)
2020 年 個展「Ay 」Rana Pastaneleri (トルコ/エスキシェヒル)
2019 年 豊島区トイレアートプロジェクト in 駒込公園(東京/駒込)
2018 年 彫刻シンポジウム「結びの石彫シンポジウム in 高砂」松下石材店(兵庫/高砂)
2017 年 「中国敦煌・シルクロード滞在制作」敦煌シルクロードホテル作品設置(中国/敦煌)
「ちゃんかけオブジェ」グランドワーク三島 富士山・源兵衛川ワークショッププロジェクト(静岡/三島)
グループ展「材料と表現」中日交流展覧会 西安美術学院(中国/西安)
2016 年 グループ展) 個展「海のゆりかご」GALLERYボッサ(東京/谷中)
「第 64 回東京芸術大学卒業・修了作品展」東京藝術大学(東京/上野)東京都知事賞受賞
2015 年 企画展「はじまりは久米桂一郎から-メディカルアート&イラストレーションの歴史と現在」東京藝術大学美術学部絵画棟アートスペース (東京/上野)
トロス司教聖堂発掘調査、モザイク修復プロジェクト参加(トルコ/フェティエ)
https://meitanimoto.wixsite.com/tanimoto

 

 

脇田常司
WAKITA Joji

脇田常司「庭」 2020年 1345×900mm インクジェットプリント

 

1983 年 愛知県生まれ
2006 年 大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科卒業
2019 年 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員(ドイツ)
(主な展覧会)
2018 年 個展「Portrait Series_2 “Colour”, Portrait Series_3 “Light”」 Cafe zum Löwen(ドイツ/ゲルスヴァルデ)
http://www.jojiwakita.com/

 

 

【ポーラ ミュージアム アネックス】
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
■Twitter
https://twitter.com/POLA_ANNEX
■Instagram
https://www.instagram.com/pola_annex/

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