日本の道100選<銀座デジカメ散歩105>

7Q0A9261銀座の通りはむかし、レンガ敷きで街灯はガス灯。夜の散歩にはきっと、しっとりとした闇が漂っていたことだろう。頭の片隅にそんな思いを住まわせながら、路肩の手前に御影石でつくられたポールが建っている。黒い四角のプレートの真ん中に「道」の文字。



ここ「銀座通り(中央通り)」は「国道」で、銀座のほかの道は「都道」ということになっているが、昭和60年(1985年)に「日本の道100選」に制定された(なんだか「世界遺産」みたいですね)。

実際には104本制定されていて、1は北の「札幌大通り(北海道札幌市)、104は南の「沖縄県道黒島港線(沖縄県竹富町黒島)。

銀座「中央通り」は29である。プレートには「明治近代化のシンボル」とあり、「日本初のレンガ街を出発点として、西洋風の新しいタイプの繁華街として発展して来た」と書かれている。

「日光のいろは坂」「富士スバルライン」「哲学の道」「大鳴門橋」などと、デジカメ散歩としては魅力的な道がリストアップされている。ここを歩きながら、日本の歴史と文化を「足」で感じてみたい。

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