YOASOBI新曲「大正浪漫」の世界をいち早く銀座で体験してみた!『⑤半導体は、SFだ。with YOASOBI』会場レポート

 

Ginza Sony Park (銀座ソニーパーク)では、2021年9月2日(木)~9月13日(月)の期間、小説を音楽にするユニット・YOASOBIをコラボレーターに迎えたSony Park展の第5弾プログラム『⑤半導体は、SFだ。with YOASOBI』が開催中です。

2021年9月15日(水)に配信リリースされるYOASOBIの新曲「大正浪漫」の世界に、配信に先駆けて入り込めるYOASOBIファン大注目の本展を取材しましたので、会場の様子をレポートします!

 

 

Sony Park展は、2024年に完成予定の「新Ginza Sony Park」に向けた建設工事の開始前にGinza Sony Parkで行われる最後のイベントです。現在ソニーが取り組んでいる6つの分野「ゲーム」「音楽」「ファイナンス」「映画」「半導体」「エレクトロニクス」をイベントテーマに、ソニーミュージックグループに所属する6組のアーティストとコラボ。2021年6月からスタートし、これまでクリエイティブな企画が多数展開されてきました。

 

 

9月2日(木)よりGinza Sony ParkのB2Fで始まった第5弾プログラム『⑤半導体は、SFだ。with YOASOBI』では、コンポーザーのAyaseとボーカルのikuraによる小説を音楽にするユニット・YOASOBIが登場しています。

 

様々なジャンルの小説が、YOASOBIというセンサーを通って時代性をまとった音楽となり、たくさんの人たちの心を震わせるという “物語と音楽の化学反応” は、様々な人の想像性や空想を現実のものへと進化させ続けるソニーの半導体と同様に、とてもSF的でもある

(Sony Park展 『⑤半導体は、SFだ。 with YOASOBI』公式HPより引用)

 

というGinza Sony Parkが見出した共通点“SF”をキーワードに、ソニーのテクノロジーを活用したプログラムを展開。

題材になったのは、2021年9月15日(水)に配信が決定している、現代に生きる主人公と大正時代を生きたヒロインとの文通の様子を描いた“SF”恋愛小説『大正ロマンス』(NATSUMI著)を原作に制作された、YOASOBIの楽曲「大正浪漫」です。



会場では、「大正浪漫」の100年という時を超えた文通の世界に入り込める面白い仕掛けが楽しめるだけでなく、どこよりも早く「大正浪漫」のフルバージョンが聴けるという、YOASOBIファン必見のイベントなんです!

 

それでは、会場にはどのような展示があるのかご紹介します。

 

このように手に持った電灯で壁面を照らすと、アニメーションが表示されます。

 

本展のメインとなる「大正浪漫 – NOVEL INTO MUSIC -」のエリアでは、楽曲「大正浪漫」のフルバージョンに合わせて、原作小説の15歳の主人公・時翔とヒロイン・千代子の文通のやりとりを影絵のアニメーションで追う形で物語の世界を表現。ミュージックビデオとひと味違い、来場者が特別な電灯を使って壁を照らすとアニメーションが浮かび上がるというインタラクティブな体験型展示になっています。

照らさなければ存在しない、そんなアニメーションの儚さが、二人の間だけでひっそりと育まれた恋の雰囲気を伝えています。影絵というのも、顔も知らない、文字のやり取りで相手を想像するしかない時翔と千代子の関係を表現するのにうまい演出だと感心。

「大正浪漫」はこれまでのYOASOBIの楽曲のなかでも、特に繊細でみずみずしさが光る一曲。優しさのなかにどこかもの悲しさを秘めたikuraの透き通った歌声が、思春期のキラキラとまぶしく少し切ない恋の物語の雰囲気に最高にマッチしていて、聴き終わった後の充足感は言葉にならないほどでした……。

 

 

当然ながら「大正浪漫」は原作小説を知ってから聞くとより楽しめますが、知らないままイベントへ向かっても心配いりません。アニメーション展示の前には、時翔と千代子の手紙のやりとりを紹介するコーナーがあります。

 

ポスターを移動させると……

影絵が変化します。

 

コーナーには原作小説の全文を印刷した3種類の巨大ポスターが置かれていて、ポスターをめくると表面に投影されている影絵が変化するというちょっとした仕掛けも。10分もあれば読める短いお話なので、アニメーションを鑑賞する前に物語を予習しておきましょう。

ちなみに、このポスターは持ち帰りOKですが、折りたくない場合はかなりかさ張ると思いますので、袋などを用意しておくのがベターです!

 

会場入り口でYOASOBIへメッセージを書くと、展示の後半で返事が届きます。

自分の名前が表示されている場所に立つと、YOASOBIからのメッセージが表示される仕組み。

 

会場には「夜遊ヘノ電報」「夜遊カラノ便リ」という、モニターを使ってYOASOBIへメッセージを送ると名指しで返事をもらえる、物語のキーアイテム・手紙にちなんだコーナーもあって面白いです。YOASOBIからの返事は、「大正浪漫」に関する質問だったり、ファンに向けたメッセージだったりとさまざま。バリエーションは何種類あるんだろうと非常に気になりました。(ついついほかの方の返事もチラ見しちゃいます)

メッセージを送る場所と返事が表示される場所は少し距離があるのですが、送信して30分ほどは返事が表示されたままになるそうなので、焦って進まなくても大丈夫とのこと。

 

 

「夜遊ノ箱庭」と題された、空間の中に3DCGの本を出現させるソニーの⾼精細な空間再現ディスプレイ (Spatial Reality Display) の展示にも注目。見る人の視線を検知するアイトラッキングという技術で、本のページをめくったり文字を浮かび上がらせたりする空間映像体験が楽しめます。1台しかないので焦ってしまったせいか、筆者はいまいちうまく扱えませんでしたが、本には本展に寄せたAyaseとikuraの想いがつづられていました。

 

以上、規模は大きくないですが密度の高い充実の展示でした! なお、期間中に会場へ足を運べない方に朗報ですが、YOASOBIが本展をツアー形式で紹介するYouTubeの生配信が2021年9月2日(木)の20:30~に開始予定とのこと。配信はこちらのページから。

生配信後、動画はYouTubeチャンネルで24時間視聴可能になるそうなので、リアルタイムで閲覧できない方もチェックしてみてくださいね。【9月2日21:50追記】生配信終了後の動画のアーカイブはなくなったそうです。(残念……!)

 

 

配信リリースに先駆けて、どこよりも早く「大正浪漫」のフルバージョン楽曲を堪能できる『⑤半導体は、SFだ。with YOASOBI』の開催は2021年9月13日(月)まで。入場無料ですが事前予約制ですのでご注意ください。(予約枠に空きがある場合は当日でも予約できるそうです) 詳しくはイベントの特設サイトからご確認をお願いします。

 


 

なお、『⑤半導体は、SFだ。with YOASOBI』と同時開催で、Ginza Sony ParkのB3Fでは『ONE DAY, 2050 / Sci-Fi Prototyping』というソニーのデザイナーと4名のSF作家がコラボして「2050年の東京」を描き出したプログラムも展開中です。詳細はこちらから。

「WELL-BEING」「HABITAT」「SENSE」「LIFE」の4つのテーマを設定して、各テーマについてSF作家が創作した「SF短編小説」をもとに未来の人々のあり方を描いたトレーラームービーを上映。また、各テーマの世界観に寄り添うサービスやプロダクトをソニーのデザイナーが提案しています。

 

会場に行けば、もとになったSF短編小説を1冊にまとめた冊子が無料でもらえます。

Life Simulator

 

『ONE DAY, 2050 / Sci-Fi Prototyping』で紹介されているのはすべてフィクションのサービスやプロダクトです。

たとえば「Life Simulator」という「過去と現在の複合的なデータから、その人のあらゆる可能性を算出し、起こりうる未来の姿を提示してくれる」サービスのように、近未来に実装されていても不思議ではないワクワクと夢がつまった展示が並んでいるので、SFファンでなくても楽しめるはず。入場無料、入場制限はありますが事前予約不要とのことなので、気軽に足を運んでみてください。

 

 

「大正浪漫」楽曲情報
配信日:2021年9月15日(水)配信リリース
作詞・作曲・編曲:Ayase
歌唱:ikura
原作:「大正ロマンス」「大正浪漫」(NATSUMI 著)
https://monogatary.com/story/78167

 

Sony Park展「⑤半導体は、SFだ。with YOASOBI」開催概要

開催期間 2021年9月2日(木)~9月13日(月)
開催時間 11:00~19:00 ※ 初日9月2日(木)のみ 12:00~16:30
場所 Ginza Sony Park (PARK B2F/地下2階)
料金 入場無料 事前予約制 (先着順)
※予約枠に空きがある場合は、当日でもご予約可能です。
特設サイト https://www.ginzasonypark.jp/sonyparkten/05.html

※新型コロナウィルス感染症 緊急事態宣言の発出状況により出展内容等が変更される場合があります。
※記事の内容は取材時点(2021/9/2)のものです。

 

 

 

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