鉄と石とガラスの表通りを、ちょっと奥に入ると、この小さな「庭」と出会う。3丁目の「野の花 司」は、茶席の花や盆栽を扱うお店。この前を歩くと一瞬、なんだか里山を散策している気分になってしまう。 お花のいろいろな教室も開催さ…
銀座デジカメ散歩-69「白いお城が静かに佇む」
1987年(昭和62年)、日本はバブル時代の初期、この年にこの白い城は完成した。建築家は菊竹清訓、江戸東京博物館なども氏の作品だ。ここにあった「ホテル西洋銀座」や劇場「ル・テアトル銀座」は2013年5月、惜…
銀座デジカメ散歩-68「その中には昭和7年があった」
銀座一丁目のこのビルは「奥野ビル」。昭和7年(1932年)に竣工。ビルの前に行くとカメラを構えた仲間(!)がいるではないか。新聞に「解体を撤回され、ギャラリーとして残す」という記事が出ていたので探訪にいらしたのだという。…
銀座デジカメ散歩-67「地下鉄の父」
地下鉄の銀座駅構内の中央部にこの胸像がある。 早川徳次は、1927年(昭和2年)にアジアで最初(!)の地下鉄(浅草~上野)を開業させ、引き続いて銀座、新橋へとレールを伸ばし、今日の地下鉄時代の礎を築いた、とある。作者は日…
銀座デジカメ散歩-66「タイムスリップ」
銀座西六丁目の交差点。1階はドラッグストア、その上は焼き鳥屋さんなどの入った雑居ビル。ちょっと離れて眺めると、全体はすごく古いビルのようだ。「海洋ビルヂ(!)ング」とあるが、建造の時期、設計者、ビルの名前の由来など、ちょ…
銀座デジカメ散歩-65「環境に優しいTAXI」
運賃は、初乗り500メートルまで660円。100メートルごとに160円加算される。定員は大人(6歳以上)2名と、子供(3、4、5歳)1名まで。深夜と早朝は割り増しがあるそうだ。 じつはこれ「ベロタクシー」といい、1997…
銀座デジカメ散歩-64「交番の前を"鮫"が泳ぐ」
銀座の夏の風物詩となったソニービルの前の「アクアリウム(水族館)」が、今年も開催されている。野外のイベントスペースにある14トンの大水槽、その裏側に回ると、まるで銀座の街の中に魚たちが泳いでいるように見える。交差点の向こ…
銀座デジカメ散歩−63「謎。緑色の大きな箱」
並木通りの歩道に、緑色の大きな箱が置いてある。おなじみのネコのマークが付いているから、宅配屋さん関連のものだとは想像がつくが、しかしこの箱の大きなこと。下にクルマも付いている。 しばらくすると係の人が来たの…
銀座デジカメ散歩−62「“送水口”は芸術品(?)」
あまりに美しいから思わずカメラを向けてしまった。この黄金色に輝くヤツは4丁目の交差点近くにある。「送水口」だ。 他にもあるはずだと歩いてみると、あるある。しかもみんななかなか個性的だ。建物の外装が新しくなっても、これは新…
銀座デジカメ散歩−61「街のなかの時計」
ヨーロッパの街には、昔から大きな時計が置かれている。プラハのからくり時計などは、観光スポットになっている。 銀座は、4丁目交差点「銀座・和光」の時計台、数寄屋橋公園内の「太陽の塔」、「天賞堂」の時計などなど。この「マリオ…