【実食レビュー】カラフルでかわいいプチサイズ肉まん専門店「TOKYO PAO(トウキョウパオ)」が有楽町にオープン!

 
2021年12月4日(土)、有楽町イトシア地下1階のフードアベニューに、カラフルでかわいい肉まんをそろえる肉まん専門店「TOKYO PAO(トウキョウ パオ)」がオープンします。

先立って開かれたメディア向け試食会に参加してきましたので、販売される8種類の肉まんを全種類、実食レビューしていきます! お店の方におすすめの肉まんもうかがいました♪

 

華やかさにテンションも上がる!「TOKYO PAO」のカラフル肉まん

 

「TOKYO PAO」店舗外観

 

JR有楽町駅のすぐ目の前、有楽町イトシア 地下1階のフードアベニューにオープンする「TOKYO PAO」。運営しているのは中華レストラン「大連餃子基地DALIAN」などを展開する株式会社アジアンテイブルです。

足を運んでみて「えっ! ここ?」と驚きました。「肉まん専門店」という響きからは想像もつかなかった、おしゃれな洋菓子屋さんのような店構えです。併設されたイートインスペースは木のオブジェがあり、ホワイト×ブラウンの色味で落ち着く感じ。

 

イートインスペース

 

明るいイートインスペースの座席は9席、写真だと見えづらいですがそれぞれパーテーションで仕切られています。座席の下には荷物入れも置かれていましたので、買い物途中に寄っても問題なし。

 

カウンターに並ぶ食品サンプル。中にどんな餡が入っているのかわかりやすくていいですね。

メニュー表には肉まんの特徴が詳しく載っています。

 

カウンター上部モニターの商品説明やメニュー表、食品サンプルなどでそれぞれの違いがわかりやすく紹介されていますのでじっくり吟味しましょう。

販売される肉まんは全部で8種類あり、定番の「豚まん」はもちろん、「ルーローまん」や「油淋鶏まん」、「エビチリまん」など中華料理の人気メニューを中心とした餡が肉まんにギュギュッと詰め込まれています。



写真でもお分かりのように「TOKYO PAO」の肉まんはそのカラフルさが最大の特徴で、「ルーローまん」はピンク、「油淋鶏まん」は緑というふうに、味ごとに色も異なるというこだわりぶり。味で選ぶか色味で選ぶか……チョイスに悩むのが絶対に楽しいやつ! ちなみに皮は野菜やお花由来の天然着色料で色付けしているそうですよ。

大きさは、一般的な肉まんより小さな直径約6cmというプチサイズ。小食の女性でも何種類か食べ比べできるようなサイズ感です。お値段は全種類、税込234円(イートインの場合は税込238円)です。

 

4つまで肉まんが入るギフトボックスや紙袋。こちらのデザインもかわいい!

ギフトボックスに入れたイメージ図。なんだか色合いが和菓子っぽくも見えてすてきですね。

 

お店の看板や紙袋に「プチリッチ肉まん」と書かれていましたが、まさに軽めのランチやショッピングの合間のおやつとして、ちょっとした差し入れとして、さまざまなシーンで活用したくなるプチ贅沢な肉まんという印象です。ニンニク不使用なので匂いも気にせず持ち運びできるんですって。気が利いてる~!

 

ちなみに、ドリンクとして豆乳ラテ各種やウーロン茶も売っていました。

 

かわいいだけじゃない!「TOKYO PAO」の肉まん全8種類を実食レビュー

 

それでは「TOKYO PAO」で販売される肉まん全8種類をご紹介していきますね。

 

肉まん全8種類

 

白が「001 white PAO(豚まん)」
黒が「002 black PAO(花椒まん)」
ピンクが「003 pink PAO(ルーローまん)」
緑が「004 green PAO(油淋鶏まん)」
黄色が「005 yellow PAO(カレーまん)」
青が「006 blue PAO(大学芋まん)」
オレンジが「007 orange PAO(エビチリまん)」
紫が「008 purple PAO(黒胡麻まん)」

(並び順がわかりづらくてすみません……)

どうですかこちら、しばらく食べずに眺めていたくなる愛らしさじゃないですか? なんだかそれぞれ大きさが違うように見えますが、中の餡によって少し横に広がってしまう場合もあるみたいです。

 

手と比べるとこんなサイズ感。

裏側の敷き紙が、よく見ると花の形をしているのに気づいちゃいました。細部まで抜かりのないかわいさだ……。

 

半分に割った断面を写真に撮ってみましたが、ちょっと潰れちゃいました。(お店の方すみません)
実物はもう少しふっくらしていました!

 

「001 white PAO(豚まん)」と「002 black PAO(花椒まん)」

 

「001 white PAO(豚まん)」
まず基本の豚まんから。味付けは濃すぎず薄すぎず、豚肉にシイタケなどの旨みが絡んだベーシックという言葉が似合うクセのない仕上がりです。筆者は肉まんの皮が大好きなのですが、皮はほんのり甘く、しっとりとしてもちっと弾力もあって大満足! この豚まんが一番生地そのもののおいしさを感じられました。

「002 black PAO(花椒まん)」
竹炭を加えた皮の黒光りがひときわ異彩を放つ花椒まん。食べる前からツンとした香りで存在感をアピールしていましたが、食べた瞬間に口の中にブワワーッと花椒が広がり、その主張の強さにビビりました。しびれだけでなく苦みすら感じるほどでしたが(てっきり竹炭の味なのかと勘違いしました)、しっかり味わって食べるうちに奥のほうから肉やタレの風味を感じられます。クセが一番強い肉まんは間違いなくこれ! 花椒ファンはぜひチャレンジしてほしい一品です。

※花椒まんを食べるとドリンクを飲んでも花椒の風味が口に居座るので、最後に食べるの推奨です。

なお、豚まんと花椒まんの違いは色と花椒の有無だけなのかなーと思っていましたが、豚まんはチャーシュー、乾燥メンマ、シイタケ、花椒まんは大きめにカットした豚肉、タケノコなどが使用されていて、微妙に餡の具も違いました。

 

「003 pink PAO(ルーローまん)」と「004 green PAO(油淋鶏まん)」

 

「003 pink PAO(ルーローまん)」
国産三元豚を八角やシナモン、クローブなど10種類以上のスパイスで煮込んだルーローまん。かなりスパイスが効いた甘めの味付けです。本来ならご飯と一緒に食べる料理を、肉まんに合うようにアレンジしたのでしょうから当然ですが、味付けが魯肉飯のイメージと少し違いました。しかし、これはこれでとってもおいしいです。とろとろのお肉がごろっと入っていて、8種類で一番食べごたえがありました。

「004 green PAO(油淋鶏まん)」
香ばしく揚げた大山鶏を、シイタケやたまねぎなどの野菜と甘辛ダレで絡めた油淋鶏が包まれています。野菜の甘みと少しの酸っぱさが後を引くおいしさで、普通の豚まんよりさらにジューシーさを感じました。噛めば噛むほど楽しめる奥深い味わいで、次の機会には必ずリピートしたいと感じた一品です。

 

「005 yellow PAO(カレーまん)」と「007 orange PAO(エビチリまん)」

 

「005 yellow PAO(カレーまん)」
牛肉を20種類以上のスパイスや香味野菜と煮込んだキーマカレーが入っています。濃厚なカレーはしっかり辛いのでお子様には注意が必要かも。旨みと辛みのバランスが絶妙なんです。筆者は辛いものがあまり得意ではありませんが、これは文句なくおいしいです!

「007 orange PAO(エビチリまん)」
エビをショウガやたまねぎ、炒り卵と炒めてチリソースで味付けた甘辛のエビチリまん。エビはけっこう量が入っていました。プリプリというよりはややプリ、という感じの食感。炒り卵が入っているためか、ピリ辛ですがけっこうまろやかな味わいです。ショウガの爽やかさもいい具合。おつまみ的にもグッドかもしれません。

 

「006 blue PAO(大学芋まん)」と「008 purple PAO(黒胡麻まん)」

 

最期の2種はスイーツ系です。

「006 blue PAO(大学芋まん)」
これまではそれぞれの餡からイメージできる色合いの肉まんばかりでしたが、青は意外や意外の大学芋まんでした。お芋はそれなりに潰してありますが、ほくっとした芋感を残した食感。これが本っ当においしい! 蜜も重たくなく、素朴でほっこりする優しい味わいなのですが、不思議と味にどっしりとした存在感があって、皮の存在が意識から消えるほどでした。

「008 purple PAO(黒胡麻まん)」
しっとりなめらかな黒胡麻の餡に、なんと香ばしいくるみがたっぷり! 味にも食感にもアクセントを加えています。上品な甘さと風味で子どもから大人まで楽しめそう。スイーツ系肉まんは大学芋まんで決まりでしょ、と半ば消化試合的に試食した黒胡麻まんですが、なかなかどうしてこちらも甲乙つけがたい完成度です……。

以上、かわいいだけじゃない、味も大満足できる肉まんたちでした。

 

お店の方に聞きました!「初めてならこれがおすすめ」で選ばれた肉まんは?

 

「TOKYO PAO」の方に商品の肉まんについてお話をうかがいました。

 

——花椒まんやカレーまんなど、がっつりスパイスが効いていて驚きました!

「最初はどの肉まんも幅広いお客様に楽しんでいただけるよう、カレーの辛さを控えめにしたほうがいいかも? という話もありました。しかし、せっかくバラエティ豊かにラインナップをそろえた中から選んでもらう楽しさがあるのだから、きちっと差をつけようと。辛いものが好きな人にもちゃんと満足してほしいなと考えて、本格的な味付けに仕上げました」

 

——ギフトボックスが肉まん4つ入りということで、初めて「TOKYO PAO」で買い物をされるお客様に4種類おすすめするとしたらどれを選びますか?

「どれも自信をもっておすすめできますが、しいて挙げるなら、まず開発側のこだわりを詰め込んだ一品であるカレーまんですね。それから、やはりベーシックな豚まん、一番味に特徴のある花椒まんも試してみてほしいです。最後にスイーツ系もひとつおすすめしたいところですが、大学芋まんと黒胡麻まん……うーん、悩んでしまいますね」

 

——どちらも本当においしいですもんね! 大学芋まんって珍しいと思いますが、作ろうと考えたきっかけはなんでしょうか。

「黒胡麻まんのほかにもう1種類甘い系の肉まんがほしいな、と考えて作ったものですが、開発はかなり迷走しました(笑)。外部の方にも試食していただきながらなんとか満足のいく仕上がりになったものなので、ぜひ食べていただければうれしいですね」

 

色でチョイスするのも楽しそう。色の組み合わせの参考にこの写真をどうぞ。オレンジ×黄色は食欲をそそりますねー。インパクト重視なら青×紫もあり。

 

——ぜひ食べてみたい、という遠方の方もいらっしゃるかと思いますが、今後は通販などの予定はありますか?

「はい、東京土産としてご利用いただけるような冷凍保存の商品を近日中に販売予定で、ゆくゆくは通販サイトも立ち上げるつもりです。ぜひ楽しみにお待ちいただければ幸いです」

 

12月4日(土)にオープンする肉まん専門店「TOKYO PAO」。ランチやショッピングの休憩に、ちょっとした差し入れに、そしていずれは東京土産に。イートインでもテイクアウトでも立ち寄りたくなるすてきなお店でしたので、ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね。

 

「TOKYO PAO(トウキョウ パオ)」店舗情報

場所 東京都千代田区有楽町2-7-1
有楽町イトシアB1F フードアベニュー
電話番号 03-5224-6239
営業時間 11:00~21:00(LO20:30)
定休日 施設の休業に準じる
オープン日 2021年12月4日
アクセス JR山手線「有楽町駅」中央口 徒歩1分
有楽町線「有楽町駅」D7-b出口 徒歩1分
銀座線・日比谷線・丸の内線「銀座駅」C-9出口 徒歩2分

 


 

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