開催されるたびに銀座の街を賑わせてきた大人気のグルメイベント「銀座街バル(銀バル)」が5年ぶりに帰ってきました!
2022年8月29日(月)~9月8日(木)の11日間にわたり、銀座エリアの約50店舗の飲食店でお得にお酒や料理が楽しめる「銀座街バル 2022」。
銀座のバーでかっこよく飲んでみたい、銀座の飲食店に詳しくなりたいという銀座ビギナーさんにぴったりな本イベントを先行体験してきましたので、イベント参加の流れや参加店舗についてご紹介します。
あの有名オーセンティックバーも約1,300円で!「銀座街バル2022」
「敷居が高い」「一見さんお断りだったらどうしよう」「チャージ料とかよくわからなくて、お財布が心配」……
銀座のバーや飲食店に対して興味はあっても、そういった懸念からなかなかお店の扉をくぐれないという方、特に若い世代には多いのではないでしょうか?
銀座の地域活性化を目的に2014年からスタートした「銀座街バル」は、そんな方たちにもっと気軽に、料金も気にせずにお店に足を運んでもらいたい、銀座の魅力を知ってほしいと企画されたもの。
世界の美食が集まる街・銀座を舞台に、バルを中心とした選りすぐりの飲食店をはしごしながら、特別メニューをお得に食べ&飲み歩けるチケット制のグルメイベントで、今回5年ぶりに待望の開催となりました!
「銀座街バル2022」には、銀座といえばまず名前が挙がるような有名なオーセンティックバーやショットバーをはじめ、スペインバルやイタリアンなどバラエティ豊かなラインナップの約50店舗が参加しています。
◆参加店舗一覧(ブラウザでご覧の方は、クリックするとより見やすい画像が表示されます)
MishMish/Shanabool Ginza/MGカフェ/キャビアハウス&プルニエ サンドイッチハウス/JBA BAR 洋酒博物館/ヴェトナム・アリス/Bar Reir/レサシエル/Brewin’bar 銀座醸造所/BAR 7110/ワイン酒場 GabuLicious/塊-KATAMARI-ミートバル/GOSS/Bar 耳塚/L’ATELIER et Brasserie ATOM Milano/ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座/
シエスタ/宮下電気/Paraphrase/サロン ド ジュリエ/日東コーナー/牡蠣Bar/月光荘サロン 月のはなれ/築地テラス/京橋テラス/KPIOS/ビヤレストラン ライオン 銀座七丁目店/和酒BALだんない/MUJI Diner 銀座/スペインクラブ銀座/NAMIKI667/小さなくらのすけ/
酒ずき くらのすけ/ブルーモルフォ/Bar Rooster/銀座ミツバチ/Magdalena/vitaminG/BAR KAGE/ヴィノスやまざき有楽町店/BAR JOTA/MAGICAL BAR 999/W XYZ Bar/Bar Seven Seasons/GRANDE POLAIRE WINEBAR TOKYO 銀座コリドー街店/YEBISU BAR 銀座コリドー街店/こじま花店
◆参加店舗のマップ
※参加店舗の一覧やマップはイベント公式サイトでも確認できます。
バーだけでも、3000種類ものお酒をそろえる「JBA BAR 洋酒博物館」や、カクテル世界大会で世界一になったバーテンダーがマスターを務める「「Bar 耳塚」など、「これぞ!」という雰囲気の正統派なオーセンティックバーもあれば、俳優としても活躍するマスターがタロット占いをしてくれる「ブルーモルフォ」という変わり種なバーもあり……。どのお店にしようかきっと目移りしてしまうはず。
◆イベントはチケット制
また、イベントにはチケットを購入して参加します。
チケットは3枚つづりで、1枚ごとに参加店舗でイベント用の限定メニューから好きな1ドリンク・1フードを提供してもらえますが、
・事前購入できるWEBチケットは4,000円
・当日チケットは4,500円
となっていて、WEBチケットをゲットすればどんなにハイグレードなバーも1店あたり約1,300円でチャレンジできてしまうというありがたさ。
銀座にはチャージ料だけで1,000円を超えるようなお店もザラですが、チケット1枚にチャージ料も込み込みなのが最高なポイントです!
一人で静かに飲めるお店も、デートにぴったりなお店も新規開拓できること間違いなし。銀座ビギナーさんにはぜひ参加してほしいイベントです。
「銀座街バル2022」参加当日の流れ
2022年8月29日(月)~9月8日(木)の期間中、イベント開始は17時から。
松屋銀座の8階、または無印良品 銀座の地下1階に設けられた受付に行き、WEBで事前購入したチケットを引き換えるか、当日チケットを購入します。
その際、参加店舗の営業時間や限定メニューを確認できるマップも配られるので参考にできますよ。
【受付場所】
松屋銀座 8階/東京都中央区銀座3-6-1
無印良品 銀座 B1階/東京都中央区銀座3-3-5
【受付時間】
17:00〜21:00
チケットとマップを受け取った後は、自由に参加店舗をはしごしていけます。
「銀座街バル2022」参加の注意点
・各店舗、営業時間や休業日が異なりますので、しっかりイベント公式サイトやマップで確認しましょう。
・「銀座街バル」限定のメニュー表が各店舗で用意されていますので、入店の際には、一般のお客さんと間違われないために「銀座街バルに参加しています」と店員さんに伝えるとスムーズです。
・3枚つづりのチケットのうち、1枚で1店舗のワンドライブ・ワンフードを楽しめますが、はしごせず1店舗で2枚目、3枚目のチケットを使用することも可能です。
・お得なチケットを利用させていただいていますので、一般のお客さんに配慮してあまり1店舗に長居しずぎないようにするなど、節度をもって楽しんでほしいとのことです。(1店舗30分、長くても1時間ほどを目安に)
「JBA BAR 洋酒博物館」で「銀座街バル2022」を先行体験してきました!
ありがたいことに「銀座街バル2022」を先行体験させていただけるということで、参加店舗である「JBA BAR 洋酒博物館」(以下、洋酒博物館)にお邪魔してきました!
洋酒博物館があるのは銀座6丁目。松屋銀座やGINZA SIXが並ぶ銀座通りから1本入った鈴らん通りに建つビルの中です。
ビルのエレベーターで3階まで上がると、細い通路の先にドアがあります。窓などがないため店内の様子がうかがえずビクビクしましたが、エイヤッと思い切って飛び込んでみました。
ドアを開けると、カウンターの壁面に所狭しと並べられた洋酒の数に圧倒されました……!
1997年にオープンしたオーセンティックバー・洋酒博物館では、世界中から集めた実に約3000種類ものお酒を取り扱っています。
特にモルトウイスキーの品ぞろえは目を見張るものがあり、スコットランドの90%以上の蒸溜所のシングルモルトや、生産終了している年代物のシングルモルトなど約900種類を破格の値段で味わえるとあって、ウイスキー好きの間では有名な存在なのだとか。
ボトルのフタやポスターなど洋酒関連のグッズで彩られた、木目調でシックな雰囲気の店内。BGMにジャズが流れ、銀座の止まり木として喧噪とは無縁のしっとりとした時間を過ごすことができますよ。
オーナーの北村聡さんは、東京都カクテルコンクール3年連続優勝をはじめ、サントリーカクテルコンテスト3年連続グランプリ、全国バーテンダー・カクテルコンテスト3年連続金賞など、数々の賞を受賞している凄腕の持ち主。お話上手で気さくなバーテンダーさんです。
さっそく「銀座街バル2022」の限定メニューを見せていただきました。
洋酒博物館の場合、フードは通常メニューのお試し的な、ちょっとしたおつまみ程度の量になるそうですが、ドリンクは普段からお店で出している量そのままを提供してくださるそう。
通常はチャージ料が1,200円で、1杯飲むだけでも2,500円は超えてしまうということですから、チケット1枚約1,300円で利用させていただくのが申し訳なくなるほど。こんなにお得でいいんですか……!? と恐縮しきりです。
選べるドリンクはウイスキー3種、カクテル6種、ワインなど幅広く取り揃えたといいます。
ウイスキーのなかにはシングルトン12年もあって迷ってしまいましたが、今回は北村さんのカクテル作りを見せていただくべく、オリジナルカクテルの「心の旅」と、フードからは自家製レーズンバターを注文。
テーブル席でもなるべくお客さんの前に来てカクテルを作るよう心掛けているそうで、その気配りがうれしいです。熟練のシェイカー捌きはまさに一芸を披露していただいた気分で、同席していた街バル実行委員会の方と一緒に盛り上がりました。
「心の旅」は銀座のホステスさんがよく飲むライト&ヘルシーなカクテルとのことで、キュラソー(オレンジリキュール)にグレープフルーツやクランベリージュースなどを合わせたもの。
やさしいピンク色が女性ウケしそうですね。すっきりとした甘酸っぱさがたまらない、夏にぴったりなお酒だと感じました。
自家製レーズンバターはトンプソンというぶどうを、ラム酒とブランデーで4日ほど漬け込んだものをバターに練り込み、凍らせてサイコロ状に切ってあります。
ラム酒とブランデーの芳醇な香りが口いっぱいに広がってとってもおいしい!
さらに、体験会ということで特別にドリンクとフードをもう1セット出していただけることに。
(似たようなセットで申し訳ないですが、こちらのカクテルも生チョコも気になっていたので……)
「永遠の愛」はパッションフルーツリキュールにグリーンアップル、グレープフルーツ、ライムが入ったオリジナルカクテル。果肉入りで「心の旅」と比べると酸味が強く、甘みだけでなくほのかなグレープフルーツの苦みも楽しめました。
どちらもアルコールは控えめなので、お酒があまり得意ではない方でもおいしくいただけるかと思います。
ドリンクの邪魔をしないちょうどいい甘みでコク深い自家製生チョコは、ブランデーの存在感が強く、これだけでもお酒の弱い人は酔ってしまうのではないかな、と感じるほど。
はじめはホロホロ食感でしたが、少し時間を置くとねっとり食感になってくるのでオススメ。こちらも大変おいしかったです。
(お土産用に売ってほしい……!)
あまりのおいしさに、「これは限定メニュー以外のメニューも気になるな~」と実行委員会の方に確認してみると、
料金はもちろんかかりますが、「銀座街バル」限定メニューだけでなく、追加で通常メニューのお酒やフードを注文して問題ないとのこと。
イベント参加者はチケット分の限定メニューしか注文できないかと思っていたので、これはうれしい情報です!
バーといえば、食事を済ませた後の2軒目以降に利用するイメージがありますが、洋酒博物館はフードメニューも充実しているので、ここでしっかりお腹を満たすこともできちゃいますね。
「通常メニューでは3,000種類のお酒がありますし、カクテルも300種類くらい提供できます。ウイスキーもマッカランとか、山崎といった国産の用意もあるので、お酒好きの方は楽しんでいただけると思いますよ。
バーに慣れていない方は、ぜひバーテンダーに好みを伝えて、お気に入りのお酒を見つけてみてほしいですね。もちろん、通常メニューを注文していただける場合は30分といわず、長居していただいて大丈夫です(笑)」と茶目っ気たっぷりに話す北村さん。
聞けば、洋酒博物館は「銀座街バル」の第1回目から参加しているという常連店舗。金曜の夜などは混み合ってしまい、お店に入れないイベント参加者もいて過去には心苦しい思いをしたこともあるとか。
せっかくの「銀座街バル」というビギナー歓迎のイベントですから、参加者のほうでも混み具合など様子を見ながら早めに退店するなど、譲り合って多くのお店の魅力に触れられるようにしたいものですね。
最後に、北村さんから次のようにメッセージをいただきました。
「銀座の飲食店に対して、敷居が高く値段設定も複雑だというイメージをもっている若い方でも安心できる、明朗会計なところが銀座街バルの魅力だと感じています。うちみたいなドアを開けづらいバーでも、こういったイベントなら気軽に入れるのではないでしょうか。
オーセンティックバーに来たことがない方は入門として。銀座デートで静かにお酒を飲めるお店を探している方なら、事前の見学みたいな形で利用していただくのもいいかと思います。いろいろなジャンルのお店が参加されていますから、ぜひお気に入りのお店を探してみてください」
銀座ビギナーさん注目のグルメイベント「銀座街バル2022」の開催は2022年8月29日(月)から。WEBチケットの販売は8月28日(日)の23:59までですので、参加予定の方はぜひ事前にチケットを購入して、さらにお得にイベントを楽しんでくださいね。
「銀座街バル(銀バル)2022」開催概要
開催期間 | 2022年8月29日(月)~9月8日(木)の11日間 |
開催時間 | 各日17:00~23:00 ※参加店舗により参加日、対応時間が異なります。公式サイト等をご参照ください。 |
場所 | 銀座エリアの飲食店約50店舗 |
参加費 | 当日チケット/4,500円、前売りWEBチケット/4,000円 ※いずれも1セット3枚つづり |
受付場所(受付時間) | 松屋銀座 8F/東京都中央区銀座3-6-1(17:00〜21:00) 無印良品 銀座 B1F/東京都中央区銀座3-3-5(17:00〜21:00) |
主催 | 銀座街バル実行委員会(株式会社新東通信、共同ピーアール株式会社、株式会社VAZ) |
協力 | 銀座料理飲食業組合連合会 |
お問い合わせ | TEL/090-8730-9377 mail /machibal2022@jimukyoku.jp 対応時間/10:00~18:00(月~金) ※土・日・祝日のお問い合わせは翌月曜日のご連絡となります。 |
イベント公式サイト | https://ginza-machibal.com/ |
※本記事の内容は掲載日(2022/8/25)時点のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
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