銀座の8丁目あたり。ここだけ人の「生活感」が漂っている。 そう思ういちばんの理由はたぶん、お豆腐屋さんがあるからだと思う。むかしは、街にはかならず一軒、お豆腐屋さんがあった。そのお店では、その街の味がするお豆腐を売ってい…
日本で一番高い(?)能舞台<銀座デジカメ散歩130>
銀座のど真ん中のビルの9階にあるのが「銀座能楽堂」だ。日本で最も高い所にあるので「天空の能楽堂」ともいうのだそうだ。高いのは標高だけじゃなくて土地代も…一階にこの看板が出ていないとわかりません。 そういえば「能」といえば…
銀座の中学校<銀座デジカメ散歩129>
銀座の8丁目にある「中央区立銀座中学校」は通称、「銀中(ぎんちゅう)」と呼ばれている。1984年に、学校の統廃合で開校されたとのこと。この近所は、京都嵐山にある料亭「吉兆(きっちょう)」の東京店などがある料亭街だ。その長…
遊園地にありそうな歩道橋<銀座デジカメ散歩128>
昭和通りの広い道を跨ぐこの歩道橋は「昭和通り銀座歩道橋」。まるで遊園地にある遊具のような形をしている。 かたち自体が楽しいこの歩道橋は、別名「銀座ときめき橋」とも言う。平成9年(1997年)に付けられたこのロマンチックな…
いまは、銀座の柳が元気な季節だ<銀座デジカメ散歩127>
これは泰明小学校の入り口右手にある柳。若い緑の葉が空を覆っていてみごとだ。この柳は、明治時代に町づくりの一環として、植えられたもの。ほかにも、「桜」、「松」、「楓(かえで)」も候補だったが、元々埋め立て地の銀座の土は水気…
歌舞伎稲荷大明神<銀座デジカメ散歩126>
新装なった歌舞伎座の、向かって右隅に「歌舞伎稲荷大明神」がある。巨大なオフィスビルを背景にしたその佇まいは、とても不思議な光景だ。なにしろ地下からエレベーターで上がってくると、目の前にあるのだから。 以前は、歌舞伎座の木…
江戸の空気漂う宝珠稲荷<銀座デジカメ散歩125>
銀座のど真ん中に、この宝珠(ほうじゅ)稲荷がある。 慶長20年(1615年)、この年は大阪夏の陣があった年。江戸幕府が開かれて間もない頃である。大名の江戸屋敷に、家内安全火除け(火事)の神とし祀られていた。お狐さまは後の…
森の中の安平神社<銀座デジカメ散歩124>
銀座タワービルの右手に、樹木の間の小道がある。そこを抜けると、まるで森のような一角。その中に安平(やすひら)神社がある。明治15年創業の「万安楼」という高級料亭の庭に祀られていたもので、それが取り壊されずに残ったそうで、…
巨大な「蜂」が店内に<銀座デジカメ散歩123>
「DOVER STREET MARKET GINZA」は「ギンザコマツ西館」の1Fから6Fまであり、各階はさまざまなアーティストの作品が、売り場の一部として使われている。 この巨大な蜂は1階のエレベーター前のもの。体長は…
銀座の天空神社<銀座デジカメ散歩122>
「ギンザコマツ」は2012年3月に完成した商業ビルだが、その「西館」の屋上庭園には「神社」がある! 青々とした芝生とエレベータの小屋、神社の鳥居とお清めの水場。かなり不思議な光景だ。銀座に新しく生まれたパワースポットだ。…