「この映画が今、当たっている」というニュースでは、昔も今もたいてい、有楽町の映画館が取材されている。通称「マリオン」(有楽町センタービル)が完成したのは1984年である。その前もここは華やかな場所ではあったが、この斬新な…
銀座デジカメ散歩-75「銀座で”号外”をゲットするには」
朝テレビでそれを見てから家を出たのだが、有楽町駅改札をでたとき「号外」が配られているのを見ると、やはりこころが躍った。 「2020年東京五輪」の大きな文字、ガッツ・ポーズを決めるフェンシング太田雄貴選手の写真。 有楽町駅…
銀座デジカメ散歩-74「地下鉄入り口の屋根」
地下鉄の先輩パリの地下鉄の入り口は、アールヌーボーの飾りがあったりして、さすが芸術の都だなあと感心するが、銀座のはとても質実剛健だ。 屋根が付いてるのや、シンプルに屋根もないヤツ。しかし屋根のないのは、雨のとき、水が流れ…
銀座デジカメ散歩-73「自転車TAXI の乗り心地」
前にも書いた「ベロタクシー」。松屋の前に2台、客待ちをしていたので、今度は乗ってみた。まえのは青、今度のは赤いクルマである。 東京駅にも待機するようになるらしい。乗り心地は、タイのバンコクで乗った「トゥクトゥク」という、…
銀座デジカメ散歩-72「地底探検」
グレアム・グリーン原作・脚本の映画「第三の男」(監督/キャロル・リード)では、地下道を行く男の姿が描かれている。マンホールの蓋を見るといつもこの地下世界のことを探検することを夢見てしまう。 銀座の道にもいろんな蓋が付いて…
銀座デジカメ散歩-71「真夏のライオンの鼻は…」
真夏の昼12時45分。4丁目の待ち合わせスポット、三越ライオン前には、今誰も待ち合わせをしていない。誰もいないから、失礼してライオン様のお鼻を摘んでみた。熱ちち! ココシルの「つぶやくセンサー」によると、温度36、8度。…
銀座デジカメ散歩-70「季節の草花咲く小庭」
鉄と石とガラスの表通りを、ちょっと奥に入ると、この小さな「庭」と出会う。3丁目の「野の花 司」は、茶席の花や盆栽を扱うお店。この前を歩くと一瞬、なんだか里山を散策している気分になってしまう。 お花のいろいろな教室も開催さ…
銀座デジカメ散歩-69「白いお城が静かに佇む」
1987年(昭和62年)、日本はバブル時代の初期、この年にこの白い城は完成した。建築家は菊竹清訓、江戸東京博物館なども氏の作品だ。ここにあった「ホテル西洋銀座」や劇場「ル・テアトル銀座」は2013年5月、惜…
銀座デジカメ散歩-68「その中には昭和7年があった」
銀座一丁目のこのビルは「奥野ビル」。昭和7年(1932年)に竣工。ビルの前に行くとカメラを構えた仲間(!)がいるではないか。新聞に「解体を撤回され、ギャラリーとして残す」という記事が出ていたので探訪にいらしたのだという。…
銀座デジカメ散歩-67「地下鉄の父」
地下鉄の銀座駅構内の中央部にこの胸像がある。 早川徳次は、1927年(昭和2年)にアジアで最初(!)の地下鉄(浅草~上野)を開業させ、引き続いて銀座、新橋へとレールを伸ばし、今日の地下鉄時代の礎を築いた、とある。作者は日…