有楽町の駅から、晴海通りを海の方角(東南)へ向かう左側、「天賞堂」の看板には、この「機関車」が付いている。鉄道模型の老舗であり模型飛行機などの模型、そしてオメガの時計も扱っている。1949年、店内に鉄道模型レイアウトを作…
銀座デジカメ散歩−39「ベテランゆるキャラ」
日本初の「ショートケーキ」販売を始めた洋菓子店「不二家(フジヤ)」は、1923年(大正12年)に銀座店を開店した。 今年で90年になる。このペコちゃん(男の方はポコちゃん)が登場したのは1950年(昭和25年)、日本初の…
銀座デジカメ散歩−38「創業は明治元年です」
新築された歌舞伎座。そのはす向かいにまるで江戸時代にタイムスリップしたようなこのお店がある。「大野屋」は、江戸時代は晴海通りの向かいで染物屋を営んでいたという。1868年(明治元年)に足袋屋として創業された。 お店の中に…
銀座デジカメ散歩−37「新・歌舞伎座の入口」
歌舞伎座が生まれ変わった。 その内部はこれから探検するが、まず入口。地下鉄「銀座一丁目」の駅から、地下道を通って入れるようになったから、雨の日に着物で観劇するお客さまは安心だ。地下には歌舞伎グッズのお店が並んでいる。ちょ…
銀座デジカメ散歩−36「銀座の桜/3題」
銀座に咲いた3つの桜の話。 1)数寄屋橋交番を覆うように咲いた桜。これを「はぐれ桜」と言う。寄り添うような「はぐれっ子」の像。迷子になった子どもとの再会場所。 2)「ミキモトの桜」。ここにはクリスマスツリーや門松も飾られ…
銀座デジカメ散歩−35「電話ボックスが懐かしい」
この電話ボックスは、数寄屋橋交差点の交番の側にある。桜が咲いている時期だと、全く目立たない。 1890年(明治23年)、東京と横浜に電話局が設置され日本での電話業務が開始された。電話ボックスは20世紀の最初の年、京橋に設…
銀座デジカメ散歩−34「まるでダリの絵画のようなビル」
銀座「マロニエ通り」。「マロニエ」はパリの街路樹に使われている樹で、和名は「栃ノ木」。この通りを、マロニエの樹越しにビルを眺めながら散歩していて、すごいものを見つけた。「窓ガラスに映ったあのビル、シュールだなあ」でも振り…
銀座デジカメ散歩−33「三越のライオン」
渋谷は「ハチ公前(か、モアイ像)」、新宿は「アルタ前」、池袋なら「いけふくろう」、改装された東京駅では「(新)銀の鈴」。街には定番の「待ち合わせ場所」がある。 ケータイやスマホをみんなが持っているから、待ちぼうけを食わさ…
銀座デジカメ散歩−32「水中から街を見る」
銀座7丁目にある「銀座パウパウアクアガーデン」。魚と水槽だけでなく、水草やサンゴを扱う「レンタルアクアリウム」のお店である。ここでは、会社の受付、病院の待合室、ホテルのロビーから学校の日常のさまざまなシーンに、水のある風…
銀座デジカメ散歩−31「海抜3.7メートル」
地下鉄の地上出口B4。ここに「海抜3.7メートル」のプレートがある(すこし海に近い4丁目交差点A10の方は、4メートル)。 銀座の背後に聳える江戸城はその建造のとき、石垣や建材が日本全国から集められた。運搬は船だっただろ…